「AIに場所を譲るわけにはいかない」堤幸彦監督が物づくりに込める想い
【映像】堤監督が作品に込めた想い

 『TRICK』や『天空の蜂』などの大ヒット作品で知られる“奇才”こと堤幸彦監督(67)の最新作が7日に発表され、試写会が開かれた。

【映像】堤監督が作品に込めた想い

 今回発表された映画『SINGULA』は、キャストがたった1人で15役のAIを演じ別け、AIが人間について討論しシャットダウンを回避していく“ディベートバトルロイヤル作品”。あまりに独特な世界観に、堤監督は「え~…とても変な映画ですみません(笑)」、主演のspi(35)は「家族も作品を観させていただきました。『変な映画だね』って(笑)」と笑顔で明かした。

 すでに9月に開催されるマドリード国際映画祭で2つのコンペティション部門にノミネートが決まっている。堤監督はAIが注目されるいま、「多くの人にAIについて考えてほしい」と語った。

堤監督「人間が興味を持つものを我々は提供する。これに関しては、AIに場所を譲るわけにはいかない。(中略)機械では計算できないところに訴えかけて、物を作りたい。大変不思議で変わった作品で、いろんな議論が巻き起こることを期待しています」

(『ABEMA Morning』より)

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