6月13日(火)、サバイバルオーディション番組「QUEENDOM PUZZLE」の第1話がABEMAにて日韓同時・国内独占無料放送され、アイドルたちが熾烈な争いを繰り広げた。
【映像】「格下」評価続出した現役女性アイドルのパフォーマンス
「QUEENDOM PUZZLE」は、既存のガールズグループメンバーと女性アーティストたちをパズルのように組み合わせ、最強のグローバルガールズグループを誕生させる番組。MCは少女時代のテヨンが務める。
ベテランから新人まで、28人が集結!「美瑠じゃん!」と再会も
ゲームのダンジョンのような複雑な構造のスタジオへ、最初に姿を現したのはLOVELYZ出身のKei。そこへモデルのようなウォーキングで、woo!ah!のウヨン、ナナがフレッシュに現れる。デビュー12年目のAOAのチャンミことドファは貫禄をたたえ、若い参加者たちに少し戸惑いを見せた。
元AKB48の高橋朱里ことRocket Punchのジュリは、ほかのメンバー2人が遅れて合流するため、2人の代わりに人形を両脇に抱えて現れ、上手く歩けず笑いを誘う。デビュー13年目と紹介されて注目を浴びる中で入場したのは、元NMB48の白間美瑠。かつてともに『PRODUCE 48』にも出演した仲であるジュリは、「美瑠じゃん!」と驚いていた。そのほかH1-KEY、IZ*ONE出身のイ・チェヨン、Weeekly、Cherry Bullet、LIGHTSUM、PURPLE KISS、tripleS、「QUEENDOM2」で優勝したWJSN(宇宙少女)のヨルムなど、ベテランから新人まで幅広いグループから参加者28人が集った。
番組のMCとして少女時代のテヨンが現れると、参加者たちは「女神みたい!」と大興奮。そしてテヨンの口から、28人がさまざまなバトルを繰り広げていき、視聴者投票で選ばれた組み合わせの7人のみが、最終的なグローバルガールズグループプロジェクトのメンバー入りを果たすことが告知された。
入場時に4つのグループに分かれて着席するよう指定された28人。これまで参加者たちがK-POPシーンで築いてきた音楽番組での記録やリリースしてきた音源の数、売り上げをもとに、1軍から4軍に分けられているという。下位に振り分けられたメンバーは複雑な表情を浮かべるが、テヨンは「このランク分けは、今日の新たな競争を経て再編成されます」と説明した。
デビュー12年目のAOAにも驚きの「格下」評価続出
最初のバトルは個人戦の「アップダウンバトル」。「QUEENDOM」シリーズと同じく、評価は参加者同士の投票で行われる。個人のステージパフォーマンスを見ながら、残りの27人は、自分より格上だと思ったらアップボタン、格下だと思ったらダウンボタンを押す。
最初にパフォーマンスするのは1軍のドファ。彼女は新たな始まりという思いを込め、AOAのチャンミではなくドファという名前で参加することを自ら決めたという。ドファは堂々とパフォーマンスしていくが、ドレスを脱ぎ捨てる動作でもたついてしまい、容赦なくダウンボタンが押されていく。ドファの結果は格上11票、格下が16票。本人も「こんなに下手なステージはあってはならない」と憤った。
続いては2軍・Weeeklyの末っ子である満17歳のゾア。ソロのステージは初めてということで緊張しながらもエネルギッシュにパフォーマンスし、格上16票、格下11票を獲得した。ゾアは「初めてのソロステージで本当に心配でした。良い結果が得られて本当に良かったです」と安堵したように話す。
続いては「放課後のときめき」に出演していたことでも知られ、デビューしてわずか70日となるtripleSのジウが登場。172cmと出演者中一番の高身長だが末っ子という、“ジャイアントベイビー”な参加者だ。ステージではスーツをまとい帽子を投げ捨ててクールに決めたが、格上7票、格下20票となった。
「Girls Planet 999:少女祭典」にも出演していたCherry Bulletのジウォンは、チョンハの「Gotta Go」をセレクトし、男性ダンサーとの絡みも交えたセクシーなステージで魅了。格上24票と、ここまでで最高得点を得る。Rocket Punchのスユンはテミンの「Advice」を高音までこなしてみせるが、12票対15票で格下が多いという結果に。本人は悔しさも見せながら、「今の私へのフィードバックだと思って、1軍に上がれるように頑張りたい。これからは図々しくいきたいと思います」と前を見据えた。4軍・woo!ah!のナナは、ダンスがとても上手いことで有名。テミンの「MOVE」を余裕たっぷりに踊ってみせ、格上19票と高い評価を得る。
そして1軍のIZ*ONE出身イ・チェヨンが登場。ダンスパフォーマンスの圧倒的な実力で知られており、彼女の存在を脅威と感じる参加者も多い。チェヨンはここまでにステージに上がった参加者すべてにダウンボタンを押したという。「私はこれまでサバイバル番組に4回も出てきたので、(感覚が)おかしくなっているのかも」とその理由を説明した。ステージに上がると、イ・ヒョリの「Toc Toc Toc」でカリスマ性を発揮して参加者たちを圧倒。格下20票、格下7票という高得点だが、チェヨンは「すごく腹立たしい。振付を覚えるのに必死で、自分としては心残りだった。20票も過大評価だと思う」と自分に厳しくコメントした。
まさかの「POP!」選曲被り ボラの圧巻歌声に会場が衝撃
ブルーのヘアスタイルが印象的なタイ出身のFYEは、New Jeans「Hype Boy」のカバー動画がバズって話題になった人物。ステージでも「Hype Boy」を新鮮なアレンジで披露してから、オリジナル曲「Gone Gurl」で強烈なラップを繰り広げ、ギャップで魅了する。格上16票、格下11票の結果に「自分の予想より高い点数で本当に驚きました」と笑顔を見せた。
H1-KEYのリイナは自信たっぷりにステージに上がり、自身のヒット曲「Rose Blossom」とナヨン(TWICE)の「POP!」を元気に踊るが、途中で音を外してしまい、ダウンボタンが次々に押されてしまう。結果は格上8票、格下19票という残念な得点に。続くWeeeklyのジハンも驚くことに「POP!」を選曲しており、細部の表情まで意識したキュートなステージに「かわいい!」の声が続出。格上17票、格下10票と高得点を得て、飛び上がって喜んだ。
Woo!ah!ウヨンは、憧れだというテヨンの「INVU」を、本人を前にして披露することに。緊張しながらもステージを完遂するが、格上4票、格下23票と低評価を受けてしまった。WJSN(宇宙少女)のヨルムは、グループのダンスを牽引する存在。KAIの「Mmmh」をさすがの実力でしなやかにパフォーマンスし、格上24票、格下3票となった。
「Girls Planet 999:少女祭典」のファイナリストだったCherry Bulletのボラは、高い歌唱力を持つことで知られる。「ボーカルワントップになりたいと思います。アイドルに大事なのは自信です」と堂々とステージに上がり、IUのバラード「My sea」をミュージカルのような演出、バレエのような振付を交えながら歌い上げた。圧倒的なステージを見せ、格上25票と最高記録に。ボラは嗚咽しながら喜んでいた。
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