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 綾瀬はるかが史上最強のダークヒロインを演じる映画『リボルバー・リリー』が2023年8月11日(金)より公開される。ABEMATIMESは撮影真っ只中の現場を訪問。主演の綾瀬のほか、長谷川博己羽村仁成(Go!Go!kids /ジャニーズjr.)、シシド・カフカ、古川琴音と、豪華俳優が勢ぞろいした現場の様子をレポートする。

 同作の原作は長浦京の小説『リボルバー・リリー』。監督を務めるのは『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『窮鼠はチーズの夢を見る』などで知られる行定勲だ。

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 『リボルバー・リリー』の舞台は、第一次世界大戦と関東大震災の爪痕が残る大正13年の東京。綾瀬が演じるのは、主人公でS&W M 1917リボルバーの使い手・小曾根百合。現在は花街の銘酒屋で女将をしている百合だが、物語の鍵を握る少年・慎太(羽村仁成)と出会ったことで物語は動き出す。

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 2022年8月、撮影が行われた東映撮影所の中には、大正末期の花街・玉ノ井が再現されていた。玉ノ井は1958年(昭和33年)の売春防止法施行まで、旧東京市向島区寺島町に存在していた私娼街。広大なスタジオに入ると、まず出てきたのは意味深な看板やチラシが貼られた細い路地。そこを抜けると、木造2階建ての長屋が建ち並んだ華やかな町の姿が現れた。独特なタイル貼りの柱や飾り窓、壁紙などは当時の花街のトレンドを再現。銘酒屋の隣に薬局や酒屋などがあるのも、この街の日常を想像させてくれる。地面には実際の土がひかれ、そこに植物が植えられ、ドブ川まで設置。震災後ということで今まさに建築中の建物もあり、セットとは思えないタイムスリップしたような空間となっていた。

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 撮影が行われていたのは、羽村仁成が演じる慎太が、百合が働くカフェー「ランブル」に到着した直後のシーン。家族を殺され命からがら逃げてきた慎太はここで、綾瀬やシシド・カフカ、古川琴音ら演じる従業員から世話になることになる。

 お腹を空かせた慎太が、大量の食事をかきこむシーンなのだが、羽村はなかなか“がっつく”ことができず苦戦。「飲み込む前に口に入れようか」と指導が入るも、リテイクを重ね、「育ちの良さが出てしまっている(笑)」と共演者らからつっこまれていた。

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(c)2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ 

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