芸人のみやぞんが、恩人である石橋と伊集院光をおもてなしすることになり、西麻布にあるイタリアンの名店「アルポルト」のディナーに招待。ちまたでよく聞かれる言葉の話題になると、伊集院は「エモいとかみんな言うじゃないですか。いまいちエモいの使い方わかってないんです」と発言して、石橋やみやぞんも「わからない」と同意。伊集院は「だから僕、恐る恐る『エモいのかな?』って」と、確信なく「エモい」を使っていることを明かして笑いを誘った。
伊集院が「でも俺たちもそう思われていたわけですもんね。『ナウい』と言っていたりすると『なに、ナウいって?』って。『うわ、ナウい分からないんだ、このおじさん』って言っていたじゃないですか。ああ、もうそうなんだと思って…」と自虐的に語ると、石橋は「悲しいね、あれだけ流行語とかを作っていた」と、自身が生み出した流行語に関するエピソードを語った。
石橋は「俺、自分らでやっていて『ツーショット』というのはほぼ俺たちが世の中に広めたと思った」とコメント。業界用語の「2ショット」は2人の人物を同じ画面に収める構図のことだが、石橋は男女が2人で並ぶ姿に対して使用し、現在でも一般的に使われている。
「2ショット」について石橋は「それをNHKのアナウンサーが『いまの天皇陛下、浩宮様と雅子様が初めてのツーショット』ってニュースで言ったの。そのとき俺は『やった』と思った。NHKのアナウンサーがツーショットと言った!」と、喜びの瞬間があったことを明かした。
伊集院は石橋の功績について「公用語になったということですもんね。すごいのはねるとん観ていない人も使うじゃないですか。2ショットは死語になってないから。俺それがすごいと思うんだよな」と手放しで称賛。
石橋が「『ツーショットはとんねるずの石橋が言ったんだよ』っていつかどこかで言ってね」と言葉をかけると、みやぞんは「言います。明日からでも言いますよ」と応じた。
(ABEMA『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』)