芸人のみやぞんが、恩人である石橋貴明と伊集院光をおもてなしすることになり、西麻布にあるイタリアンの名店「アルポルト」のディナーに招待。食事の席では「芸能界で長く生き抜く方法」など、石橋がお笑いへの熱い思いを語る一幕もあった。
「今日は勉強になります」としみじみ語るみやぞんに、石橋は「結局なに？ 俺たちがみやぞんを接待した会じゃん」と指摘。みやぞんは「いや、ありがたいです。今日は本当に」と否定せずに返して石橋と伊集院を笑わせた。
みやぞんは「最後に1個だけお願い、いいですか？」と切り出すと、30歳のころ石橋に「これからはみやぞんとかの時代だよ。みやぞん、10年やれよ」とハッパをかけられたことを明かして「それで10年頑張ろうと思ったんです。いま8年なんです。もうちょっとやっていきたいなと思うので『みやぞん20年やれよ』とかそういう言葉をいただけたらうれしいなと思ってます」とリクエスト。
すると石橋は「とりあえず、あと2年やる！ 2年やってから！ 次の10年は」とピシャリ。予想外の発言だったのか、みやぞんは一瞬言葉を失いながらも「……わっかりやした！」と応じて「あと2年全力で頑張ります」と気を引き締めると、石橋は「頑張って、そこから次」とエールを贈った。
みやぞんが「感謝のしるしとしまして、召し上がっていただいたこのスペシャルコース、僕におごらせてください」と語ると、おもてなし企画と理解していた石橋は「それは当然でしょ」とツッコミ。
“男気”をみせておもてなし終わらせようとしたみやぞんだったが、会計金額を目にしたところ「また御冗談を……」とコメント。伊集院が「御冗談価格？」と問いかけると、みやぞんは金額は言わなかったものの「原付のDio買えます」と表現して笑いを起こした。
みやぞんはなんとかお会計はできたようで、伊集院は「すごいな俺、みやぞんに奢ってもらっちゃった」と満足げにコメントした。
（ABEMA『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』）
