バイきんぐ小峠が番組内で、自身の葬儀について願望を明かす場面があった。
『ナスD大冒険TV』では、「天空のヒマラヤ部族 超完全版 春〜夏そして、2回目の冬絶景 編」と題した企画がスタート。合計で150日間におよぶ長期取材の模様をお届けする。
旅の途中で、ナスD一行は標高4300メートル、エリック・ヴァリ監督のアカデミー賞受賞作品映画『キャラバン』の撮影地にもなったツァルカ村に到着した。そこで「鳥葬」という伝統的な儀式に直面した。
鳥葬とは、遺体を野山や岩の上などに置き、葬送を鳥類に委ねる葬儀の方法。現代の日本人には馴染みのない葬儀方法だが、チベット仏教では、遺体は魂の抜けた物体に過ぎないと考えられており、その遺体を天へと送るために鳥葬をおこなうようだ。
番組ではその鳥葬の模様をお届けした。まさに日本人には見慣れない光景。バイきんぐ西村瑞樹は「鳥葬スゴかったですね」とコメントし、その上で「あんな一瞬なんですね。1時間で終わるって。もっと時間かかると思ってた」と口にした。
そんな中、番組では、世界の変わった儀式としてアメリカ・ニューオーリンズで行われる「ジャズ葬」が紹介された。楽しく歓喜しながら故人を送る事によって、「残された遺族が強く生きられるように」との願いが込められているそうだ。
音楽好きの小峠英二はジャズ葬に反応。小峠は「ニューオーリンズはジャズが生まれた街ですから、その文化があるんだろうね」と話しつつ「俺はパンク葬をやってほしい」と願望を明かした。
西村が「それは何をするの?」と聞くと、小峠は「パンクをかけながら俺を運んで欲しい」と答える。西村が「何か書いたらいいじゃん。遺言として。『俺が死んだらパンク葬で是非お願いします』と」と勧めると、小峠は「『何ですか、パンク葬って?』ってなると思う」と冷静に返していた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)