ナスDがヒマラヤ取材中に「視聴率を持っている」と太鼓判を押すイケメン教師と遭遇する場面があった。
『ナスD大冒険TV』では、「天空のヒマラヤ部族 超完全版 春〜夏そして、2回目の冬絶景 編」と題した企画がスタート。合計で150日間におよぶ長期取材の模様をお届けする。
旅の途中で、ナスD一行は標高4300メートル、エリック・ヴァリ監督のアカデミー賞受賞作品映画『キャラバン』の撮影地にもなったツァルカ村に到着した。そこで小さな小学校を取材することに。
子供たちは皆、青いジャージを着ているが、これは学校の制服だという。低学年のクラスはチベット語の授業中だ。ナスDは必死に学ぶ生徒たちの姿を見て「子供たちが真剣なんですよね」と感心した様子。元テレビ朝日の“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏は「学べる幸せだよね。普通はもう山に行って、羊と一緒に仕事してる子もいるはずなの。でも彼らは、その家の中から選ばれてね」と説明していた。
取材したところ、3人兄弟で学校に通えるのは1人くらいだという。その上で大谷氏は「子供も貴重な労働力だからね。皆が学校に行っちゃ困っちゃうのよね」と補足していた。
そんな中、ナスDは男前の先生を発見。ツァルカ出身の先生に「どんな子に成長して欲しいですか?」と聞くと、「ここで勉強したら街に出て、もっと色んな事を学んで欲しいんです。そしたら将来は村へ戻って来て、村のために働いて欲しいですね」と語った。
そんなイケメン先生の姿を見て、ナスDは「この人数字(視聴率)持ってると思っちゃった」とテレビマンらしい感想を呟いていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)