BTSなどが所属する韓国大手芸能事務所「HYBE」からネクストガールズグループを誕生させるサバイバルプログラム『R U Next?(アーユーネクスト?)』の放送がスタートし、アイリス、エナ、ソヨン、ウォンヒのパフォーマンスに講師たちから厳しい評価がとんだ。
【映像】「言葉を失う」末っ子チームのパフォーマンスにブチギレる講師たち(1時間10分頃~)
『R U Next?』はHYBEとCJ ENMのJVレーベル「BELIFT LAB」による、次世代グローバルガールズグループの最終メンバーを決めるデビューサバイバル番組。デビューを夢見る参加者22名が計7つのラウンドコンテストを経て、自分の潜在力とスター性を証明していく。MCは少女時代のスヨン、コーチはKARAのパク・ギュリ、2AMのチョ・グォン、Wanna One出身のキム・ジェファン、シンガーソングライターのイ・ヒョン、ダンサーのアイキが務める。
「可愛がられていても、それは実力ではないですよ」
最初の関門「TRYOUT」では、練習生たちが3〜4人のユニットでステージを披露。ユニット内にて競争が行われ、HIGH、MIDDLE、LOWの3つのレベルに分類される。イエローがポイントの衣装をまとったアイリス、エナ、ソヨン、ウォンヒの4人が、「かわいい!」「ひよこ!」と応援の声を浴びながらステージに上がった。
4人の中にはウォンヒが2か月弱、ソヨンが約6週間と、練習生期間が短いメンバーも。アイリスは1年間習ったというラテンダンスを裸足で披露し、華麗な脚さばきとターンで魅了する。ラテンダンスの経験を持つアイキは「1年間でここまで踊れるのはすごい。基本的なテクニックがあると思います。実力者ですね」と称えた。
ところが練習生間の事前評価では、「入ったばかりの子が多いので、まずコミュニケーションも大変そう」と最弱チームとして選ばれてしまっていた。練習ではアイリスがダンスをリードするも、彼女はタイ出身でまだ韓国語が得意ではなく、意思疎通がなかなかスムーズに取れない。
中間評価では、挨拶から揃わず苦笑いを浮かべてしまい、講師たちは心配の表情を浮かべる。4人はaespa「Dreams Come True」を歌うも、講師から「今私は言葉を失っている。最初に出てきた時からみなさんの態度があまりよくなかった。末っ子だからといって可愛がられていても、それは実力ではないですよ」「エナさんはとても残念でした。もっと練習を頑張ってほしいです」と、厳しいコメントをされてしまう。ウォンヒ、そして日本出身で参加者中最年少の12歳・エナは涙を流した。
緊張しながら迎えた本番のステージ。4人は精一杯練習の成果を発揮し、コーチ陣も暖かく見守る。堂々とした佇まいで視線を集めたのはウォンヒ。エナは高音パートで声が安定せず、不安の残るステージとなった。
イ・ヒョンは「ステージ自体のクオリティを見たら正直よくなかったです。でも気分はとてもよかったんです。一生懸命やっている表情1つひとつが目に入ってきて、まだ1、2か月しか練習生期間が経っていない2人も、期待を全然していなかったからなのか、頑張りが見えた。これからも見守りたいです」と努力を讃える。しかし続けて「エナが歌を一番たくさん歌っていましたが、途中呼吸が乱れてしまっている部分がありました、いつも音よりも前に呼吸をしっかりすることを忘れないでください」とアドバイスした。
アイキは「アイリスさんとソヨンさんが、このステージではダンスで目立っていました。期待をあまりしていなかったのですが、本当に上手でした。そしてウォンヒさんは自信を持って前を見てください。目がとても綺麗ですよ」と激励。チョ・グォンもウォンヒへ「周りをずっとうかがって萎縮しているような気がしました。僕もデビューした時にそうだったんです。周りをチラチラ見て。すごく共感しましたが、堂々と前を向いてください」と伝えて応援した。
審査の結果、HIGH LEVELはアイリスとソヨン、MIDDLE LEVELはウォンヒ、LOW LEVELはエナに決定。エナは「私が一番実力不足な気がします。2年間練習生をやっていたのに恥ずかしかったです。次はもっと私の魅力ある姿をお見せしたいです」と悔しそうに話していた。
次回『R U Next?』#2は、7月7日20時50分よりABEMAにて日韓同時放送、国内無料配信される。