6月7日（水）に配信された、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『恋するアテンダー』」にて、川谷絵音がプロデュースし、小籔千豊がドラムを担当するバンド・ジェニーハイでボーカルを務める中嶋イッキュウと、お笑いコンビ・そいつどいつの市川刺身が見事カップル成立となった。
その後、7月5日（水）に配信された同番組で、横浜デートに出かけた2人。笑いのツボや波長が合ってデート中はずっと笑いっぱなし。一気に距離を縮めた2人は、デートの終わりに運命の愛の告白をし、正式に交際をスタートさせた。小籔が「ABEMA史上ダントツ1位の神回」と絶賛した感動的な告白シーンの心境、恋人となった今、どんな時間をすごしているのか、2人に聞いた。
中嶋イッキュウ、実は交際は無理だと思っていた「これで終わりや！くらいの気持ちで思いを伝えました」
――この度は正式に交際がスタートしたということで、本当におめでとうございます！
刺身&イッキュウ：ありがとうございます。
――横浜デートの様子、拝見しました。デート終わりの告白のシーンはまるでドラマのようで感動しました。どんなお気持ちで告白されたのでしょうか。
刺身：情けない話ですが、いざ告白というときに僕は「友達からでも…」と中途半端なことを言ってしまいました。横浜デートのときは、会うのがまだ3回目だったので、イッキュウさんにも失礼かもしれないとか、いろいろ考えちゃって…。でも、イッキュウさんが「ここで決断したほうがいい」と、ナイフを突きつけてきたのでテンパりました。そのあとは、男らしくない感じで、ぐじゃぐじゃと15分くらい喋っちゃって、最後の最後に「好きです」と、やっと正直な気持ちを伝えることができました。だから、成立したときには頭が真っ白な状態でした。
イッキュウ：私は、絶対に無理やろうなって思っていたんです。せっかく好きになったんだから、記念に告白しようくらいの気持ちでした。最後のデートのつもりで一日楽しんで、これで終わりや！くらいの気持ちで思いを伝えました。
――イッキュウさんの姿、カッコよかったです。刺身さんは、頭が真っ白になってしまったということですが、いつごろ実感がわいてきましたか。
刺身：告白タイムの前に、相方の竹馬に電話したんです。その時に「会って3回目で告白なんてなぁー」と言っていたくせに、帰りのタクシーでまた電話して「付き合うことになったわー」って報告したら、めっちゃ笑いながら「おめでとう」って言ってくれました。その後、高円寺で鬼越トマホークの坂井良多さんと、坂井さんの奥さんと3人で飲んで、そこでも「おめでとう～！」って言ってもらえて。みんなから祝福してもらって、そっか、そうなんだ、付き合ったんだって、徐々に実感がわいてきました。今は幸せいっぱいです。
デートで歩き続け気づけば3時間で1万歩…刺身「イッキュウさんはずっと笑っていて、本当にステキな人」
――お互いのどんなところに惹かれましたか。
刺身：会う前は、見た目や音楽のイメージで、クールでカッコいい人なんだろうなと想像をしていました。でも、実際に会ってみたら、よく笑う優しい人だとわかりました。横浜デートのときにも、僕がやることに対してずっと笑ってくれて、楽しんでくれて、一緒にふざけてくれるところがいいなと思いました。
イッキュウ：私は、初めて会ったときから見た目がタイプで、横浜デートでさらに好きになりました。朝早くからのロケだったので疲れているはずなのに、ヘアメイクさんやスタイリストさんなど、みんなとずっとお話していて、その場を盛り上げてくれている姿を見て、より好感を持ちました。
――横浜デート、本当に楽しそうでうらやましかったです。とくに印象に残っているシーンがあったら教えてください。
イッキュウ：カメラが回っていないときですが、私の誕生日が近かったことを知ってくれていて、ロケバスの中で「この間、誕生日でしたよね」って、梅の花の柄が入った手ぬぐいをプレゼントしてくれたときにキュンとしました。私は、梅干しが大好きなので、それで選んでくれたんやって思ったら、余計にうれしかったです。
刺身：スタジオでカップル成立した後に一度、一緒にご飯に行ったんですよ。そのときイッキュウさんが「今日は梅干しのおにぎりしか食べてない、梅干しが好き」って言っていたので、プレゼントは梅干しがいいかなと思ったんです。僕は手ぬぐいが好きでいつも持ち歩いているので、梅干しの手ぬぐいにしようって。でも、梅干し柄の手ぬぐいは見つからなかったので、梅の花の手ぬぐいにしました。
――ステキなプレゼントですね。こちらまでキュンとしてしまいます。恋人同士になってからは、どんな時間を過ごされていますか。
イッキュウ：まだ時間は浅いですけど、めっちゃ楽しいです。一緒にいるときはずっと笑っているから、会ったあと家に帰ると顔の筋肉が痛いです。デート中、ずっと笑ってたんやなっていつも実感しています。
――ちなみに、どんなデートをしているんですか。
イッキュウ：先日、ご飯を一緒に食べようって、お互いの家の中間地点で会ったんです。歩きながらご飯屋さんを探したんですが、2人とも知らない街だったこともあって、気づいたら3時間くらい歩き続けていました。
刺身：スマホの歩数計を見たら、イッキュウさんと会ってから3時間で1万歩くらい歩いていました。僕がご飯屋さんを選んでおけばいいのに、歩きながら「これはでかい木だね」「でかい公園だね」とか道草をしながらあっちこっち歩き回っているうちに、最終的には、店なんて一つもない住宅地にたどり着いていました。
イッキュウ：結局、ご飯屋さんを見つけられないまま終電の時間になってしまって、アイスを食べて帰りました。
刺身：最後、コンビニに行ってイッキュウさんのアイスをおごってやりましたわ。イッキュウさんは板チョコアイス、ボクは夏なのでスイカバーを食べました。
――とても微笑ましいデートですね。
刺身：別の日のデートのときには、「今日は携帯見ないことにしようや」って僕が提案して、その日も街を歩き回りました。古本屋さんで絵本を立ち読みして、古本屋さんを出て歩き出してから「やっぱりさっき読んだ絵本が欲しいから戻っていい？」って、また古本屋に戻ったりして。あてもなく、あっちに行ったりこっちに行ったり歩きまくりました。いつ怒ってもおかしくない行動をしているのに、イッキュウさんはずっと笑っていて、本当にステキな人だなって思いました。どんどん好きになっています。身勝手な僕の行動にいつも笑っていられるなんて、たいしたもんです。
イッキュウ：刺身さんは、一つも悪いところがないので。
刺身：駅で待ち合わせをしたときも笑っていたよね。僕が先に着いていて、普通は「ここで待ってるよ」って、場所を連絡すると思うんですけど、駅前に笛を吹いている人がいたので「笛を吹いている人の近くにいるわ」と連絡したら、イッキュウさんは笛の音を頼りに僕のところにたどり着いてくれました。上りのエスカレーターでイッキュウさんが上がって来て、顔が見えた瞬間に笑っているのが分かりました。
イッキュウ：めっちゃ長いエスカレーターだったんですけど、半分くらい上がったところで笛の音がピーって聞こえてきて、あ！いる！って思ったらもう笑いが止まらなくなっていました。
電車で出会った仲良し老夫婦の姿に結婚への憧れ…刺身「マジでいいなって」
――イッキュウさんは、番組内で結婚を考え始めていると仰っていましたが、理想の夫婦像があったら教えてください。
イッキュウ：今となにも変わらないのが理想だと思います。
刺身：この前、電車の中で年配のご夫婦が同じ車両に乗って来て、2人が横並びでくっついて座ったんですよ。2人とも腕にナントカ旅行と書いてあるバッチをつけているのが見えて、ああ、一緒に旅行してきたんだなってわかりました。その姿がマジでいいなって思いましたね。そういうことなんじゃねえかなって思います。
イッキュウ：ステキですね。
刺身：これから一緒に旅行とかしたいよね。
イッキュウ：うん、確かに。
刺身：歩く場所がたくさんありそうなところがいいですね。番組からもらった箱根旅行は、温泉行かないで歩いてアイス食って帰りたいです。
イッキュウ：楽しそうですけど、めっちゃ歩いた足で温泉に入りたいですね。せっかくなら。
刺身：検討します（笑）。
――お2人の箱根旅行の様子を見るのも楽しみです！最後に視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
イッキュウ：人生で初めての告白をしたので、是非、配信を見てください。
刺身：よゆ～～～！
――番組では、今後もお2人の恋を追いかけていきます。本日は素敵なお話をありがとうございました！
取材・文：氏家裕子
写真：山口真由子
