BTSなどが所属する韓国大手芸能事務所「HYBE」からネクストガールズグループを誕生させるサバイバルプログラム『R U Next?(アーユーネクスト?)』の第3話が7月14日に放送され、日本人練習生のイロハがハプニングに見舞われた。
【映像】カチューシャを踏んでしまい…日本人練習生が本番ステージで転倒した瞬間(26分頃~)
『R U Next?』はHYBEとCJ ENMのJVレーベル「BELIFT LAB」による、次世代グローバルガールズグループの最終メンバーを決めるデビューサバイバル番組。デビューを夢見る参加者22名が計7つのラウンドコンテストを経て、自分の潜在力とスター性を証明していく。MCは少女時代のスヨン、コーチはKARAのパク・ギュリ、2AMのチョ・グォン、元Wanna Oneのキム・ジェファン、シンガーソングライターのイ・ヒョン、ダンサーのアイキが務める。
責任を感じるジヒョン、気丈に踊り続けたイロハ
HIGH-BチームとLOW-Aチームが対決する、2ROUNDのENHYPEN「Given-Taken」の本番が幕を開けた。先陣を切り1番を担当するLOW-Aチームは、キリングパートを担当するジヒョンを筆頭に、ヴァンパイアのようにクールな表情を決めて楽曲の世界観を巧みに作り出す。
続くHIGH-Bチームはフリルの白ブラウスに黒いショートパンツの衣装でそろえ、丁寧にパフォーマンスを続けていくが、途中でイロハが、ジヒョンが落としていたアクセサリーを踏んで転倒してしまった。練習生たちからは悲鳴が起こる。イロハは少し戸惑ったような苦笑いを浮かべるも、冷静に立ち上がりパフォーマンスを続け、最後まで踊り切った。
ステージを終えたジヒョンは、責任を感じたような表情で「イロハに本当に申し訳なくて。チョーカーを落としたことに気づけませんでした。イロハが自分のせいで転んでしまったということばかり考えてしまいました」とコメント。イロハは涙を流すも、コーチ陣から「ミスではない。ジヒョンのせいでもない。大丈夫よ」と励まされる。そしてイロハは「自分が滑って転んだと思っていました。ジヒョンお姉さんのせいではありません。私が気をつけるべきだったと思います」と気丈に答えていた。
イ・ヒョンは「正直、転倒したのは仕方ないことですが、それでもステージは続けなければなりません、笑ってはいけなかったと思います。その点が少し残念でした」とイロハに伝えつつ、「ステージの上ではいろんなことが起こり得ます。その危機はチャンスにもなり得ます。どうやって対処するかによってステージが失敗に終わることもあれば、自分を知らせる機会になることもあります」と自分の経験を交えて話した。
ギュリは「個人的にはキリングパートを担当したジヒョンさんよりも、ジウさんが目に入ってきました。男性の曲にも関わらず上手にこなしていたと思います。褒めてあげたいです」、アイキは「ヨンソは感情をよく表現してくれた。座っている部分のキリングパートをよく生かしていました」と、目を惹いた練習生を賞賛。そしてイ・ヒョンは「今日驚いたのはジミンです。あんなにダンスをしながら安定的に歌えることに驚きました。最初の放送の時はなぜジミンが1位なのか少し疑いの目を持っていたんですけど、それを吹き飛ばしてくれました」と讃えた。
「今日のステージは、今までで初めて涙が込み上げてくるようなステージでした」と話すアイキ。「大変だったけど本当にたくさんの準備をしてくれたんだなというこということが感じられて、感動的なステージでした。LOW-Aチームは中性的でジェンダーレスな感じ、ENHYPENが持っているタフな雰囲気をそのまま生かした感じがしてよかったです。HIGH-Bは対照的に、こうした歌声とラインでもこのダンスを解釈できるんだと。対照的に見せてくれて素敵でした。優劣を決めるのが難しいくらいに本当にかっこよかったです」としみじみと語っていた。
結果、HIGH-Bの最低点はアイリスの463点、LOW-Aの最低点はエナの449点。ユニット点数はHIGH-Bが550点、LOW-Aが545点となり、5点という僅差でHIGH-B が勝利を収めた。
次回『R U Next?』#4は、7月21日20時50分よりABEMAにて日韓同時放送、国内無料配信される。