アラフィフの遅咲きおじさん芸人・マシンガンズがハーバード大卒のインテリ芸人のパックンにディベート対決で完全勝利した。
25日、ABEMAにて『マッドマックスTV論破王』が放送。『打倒パックン ガチンコディベート対決』が開催され、マシンガンズが挑んだ。
マシンガンズが考えたお題は『売れていないのに50歳まで芸人を続けるのはアリorナシ』。現在48歳のマシンガンズの西堀亮は「どう考えたってアリ。なぜなら人間の一番の目的は楽しく生きること。そうなると売れている・売れていないは関係ない。好きなことを続けていられる以上の幸せはありますか?」と口火を切ってディベート開始。
ナシの立場のパックンは「この番組に呼ばれる時点で売れている証拠です」と反論したが、西堀は「私、5月20日まで売れていませんでしたから」と今年『THE SECOND ~漫才トーナメント~』で準優勝したことで1998年のコンビ結成以来、やっと世間から注目されるようになったと吐露。「5月19日までは48歳の売れてない芸人だった」と自身こそが50歳近くまで売れない芸人であったことを証明した。
パックンはマシンガンズがゴミ清掃、発明と芸人ではない仕事もしていることを指摘し、「芸人に専念してない人が売れてない芸人に専念させるのは矛盾している」と口撃したが滝沢秀一が「それは言われる筋合いない」と反論。滝沢は「続けてきたことによって急にチャンスがやってきて、そこで仕事が増えるみたいなこともあるから、ただただ続けることも大事だと思う」、西堀は「お笑いは老いていって良さが出る」と主張した。
また、「そろそろ気づいて趣味として芸人やっていいんじゃないか」と煽るパックンに西堀は「50歳で夢覚めても地獄でしょう」と言い返していた。
判定の結果は0-4でマシンガンズの完全勝利。対決後に52歳のパックンは「俺もやってるし!」と本心ではアリだったことを明かしていた。スタジオトークではニューヨークの嶋佐和也が「俺の知り合いで50歳になってから芸人始めたやつもいますから」と語る一幕もあった。