7月30日、『新婚さんいらっしゃい︕』が放送され、マッチングアプリで出会った夫婦の亀裂が話題となった。
【映像】妻「私への不満がワード3枚くらい箇条書きに…」その内容とは(7分頃~)
1組⽬は、夫が航空エンジニア(30歳)、妻が薬剤師(27歳)という千葉のカップル。夫は28歳までガチのオタクで、軍服などミリタリー関連の⾻とう品集めに没頭していた。しかし、そんなメリハリのない⽣活を祖⽗⺟から⼀喝され覚醒。「⼀⽣恋愛できずに年⽼いていくのは嫌だ︕」と、集めた⾻とう品を全て売り払い、その資⾦を元⼿にマッチングアプリで婚活をスタートした。⼀⽅妻は、「東京で絶対いい男をつかまえてやる︕」と意気込み、2年前に地元から上京。同じく登録したアプリでマッチしたのが夫だった。メガネフェチの妻は、⿊ぶちメガネが似合う夫がドンピシャのタイプ。早速2⼈は初デートに臨むこととなった。
夫の地元・千葉県⽊更津駅での待ち合わせに現れたのは、ポニーテールに⻘いワンピース姿の清楚な妻。彼⼥を⼀⽬⾒た夫は、「寂れた⽊更津に“⼥神”が降臨した︕︖」と⾼揚。パスタを⼩⿃のように愛らしく⼝に運ぶ妻の⾷事姿にも、夫のボルテージはさらに上昇していく。付き合いたい気持ちが抑えきれず、⾷事後の観覧⾞で告⽩することを決意。だが気が早まった夫は、まだ4分の1も昇っていないところで「付き合って」と告白。妻も「いい人だったしメガネも似合ってたし」と初対面で交際OKしたという。
その後交際がスタートし順調かと思われた2⼈だが、ここから事態は急展開を迎える。付き合って半年くらい経った頃、ある⽇急に電話で「別れてほしい」と夫から言われ、メールが届いたという。その中には「ワード3枚分くらいの手紙がメールで送られてきて、私への不満が箇条書きにバーッて書いてあって…」と明かし、しかも書いてある内容は「服を脱ぎちらすこと」など細かい点が書かれていたのだとか。この話にMCの藤井隆も「すごいイヤ…」と顔をしかめながらポツリ。妻もこのメールに怒り「じゃあもう別れます」と了承、2人は関係修復不可能な状況となった。
しかし別れを言い出した夫はその後自分がやった事が許せなくなってしまい猛省。禊の意味も込めて一人、鹿児島に旅行に行ったという。旅行中も彼女の事をずっと思い出し、自分のちっぽけさを痛感、帰る際に「謝りたい」とメールを送ったという。彼女は夫の身勝手な行動に「一度会ってけちょんけちょんに言って、復活できないようにしてやろう」と息巻いたようだが、実際に反省する夫を目の前で見て胸キュンしたようで許したという。その後2人は結婚することになった。
2組⽬は、共に越知町役場で働く⾼知のカップルが登場。朝ドラでお馴染みの⾼知ゆかりの植物学者“牧野富太郎”ファッションで現れた42歳の夫は、開始早々、地元⾃慢でおしゃべり全開︕ MCの藤井隆に「新婚さんのお話を聞かせて︖」と諭され、会場も爆笑に包まれた。
2⼈の出会いは3年前の合コンにて。激しく質問攻めをしてくる夫に対し、妻が抱いた第⼀印象は「やかましいおっちゃん」。全く興味もそそられず、会もお開きになったという。だがお店を出ると、⽬の前に停まっていたのは、⽇本に数台しかないと⾔われるイタリアのオープンカー“フィアットバルケッタ”。⾞にとにかく⽬がないという妻は、超レアな⾞を前に「どんな⼈が乗っているんだろう︖」と興味津々。だが、⾞から出てきたのは、なんとさっきまで⼀緒だった夫。やかましさの余韻が⼀瞬頭をよぎったものの、妻は「この⼈と友達になればバルケッタに乗れるかも︕︖」と、“⾞⽬当て”で連絡先を交換したという。
いよいよ待ちに待った初デートの⽇。妻はバルケッタで颯爽と待ち合わせ場所に乗りつける夫を期待していた。だが、現れた彼が乗っていたのは、なんと“ママチャリ”。さらに12⽉だというのに、ズボンをロールアップし、⾜⾸丸⾒えの若者ファッション…。期待を激しく裏切る夫の姿に妻が発したまさかの⼀⾔とは︕︖ そして、圧倒的逆境から結婚をつかみ取った、42歳夫の奮闘劇とは︕︖
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