連日流れるビッグモーターの報道について、フットボールアワー・岩尾望が芸人たちが続々と“ネタ”にしていることを明かした。
番組ではビッグモーターの店舗周辺で、街路樹が不自然に枯れている問題を紹介した。ビッグモーター側は清掃活動で使った除草剤が原因とみられるとして謝罪。国土交通省は、国が管理する国道沿いの店舗を調査した結果、10の店舗の前で植樹の枯死が見られたと発表した。
ビッグモーターは今後、土を入れ替えたり植樹をするなどして、元の状態に戻す手続きを行っていくとしている。
ジャーナリストの青山和弘氏は今回の問題について「ブラック企業の慣れの果て」と切り出すと「多分、誰かが街路樹があるとお店が見えないから『あんなものなんとかしろ』みたいなことをポロッと言った。こういう企業は上の幹部がそういうことを言うと、下が一斉にそれを忖度して過激な行動に走る。まさにその典型例」と、今後も同社を厳しい目で見ていくべきだと語った。
前日に漫才ライブをしたというフットボールアワー岩尾は、「3組連続ぐらい、ビッグモーターのネタ入れてました」と告白。「久々にイジり甲斐のあるネタというか。よくないことですけど、そういうニュースとしてネタに入れてやりやすい」と、芸人たちも見過ごせない事態になっているそうで、「ヒマワリ枯れた」「ビッグモーターのせいちゃうか」などのやりとりがあったという。
すると青山氏は「ちなみに私は車検をビッグモーターで通したことがあって……」と告白。自分自身に不都合はなかったものの、社内のピリピリとした空気は感じ取ったそうで「店長さんの雰囲気とか、相当下に厳しかったなという印象がありましたね」と振り返った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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