人間の視覚というのは不思議なもので、平面的に見えるものが「立体だ」とわかると、途端に立体にしか見えなくなり、逆に立体的に見えるものでも「平面だ」と認識すると、なぜか平面にしか見えなくなる…いわゆる“だまし絵”などで、こうした体験をしたことがあるという人も少なくないと思うが、今回ご紹介する動画は、まさにそんな摩訶不思議な感覚を味わうことができるアニメーション作品だ。
投稿者が『FlipaClip』というアプリを使って制作したというこの動画(@gorimace)は、“棒人間キャラ”が活躍するアドベンチャーゲーム風のアニメーション。ゲームで言うところの「ステージ」に見えるそれぞれの背景は、一見シンプルに見えるが、実はこの背景とそこに登場する様々なオブジェクトは、2Dと3Dとを切り替えることで、まったく異なる見え方があることに気づかされるというなんとも奥深いものアニメ。ゲームのようでもあり、パズルのようでもあり、アニメでもあるという、なんとも不思議な仕上がりとなっている。
2Dの世界と3Dの世界を、シンプルかつ奥深く表現したこの動画は、その再生回数も60万回を突破。また、ネット上の人々からは「すごい斬新なアイデアすご……(語彙力」「実に面白く興味深い表現方法ですね。シンプルな白背景だからこそ 成せる技だなぁ…」「えっっっっっっっっっぐ」「ゲーム化して欲しい かなり面白い発想」「発想がまず天才」「こーゆうゲームあったら戦術のパターンたくさんできてめっちゃ楽しそう」といった様々な声が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)