千葉県出身のマツコが郷土愛への葛藤を語り、「すごいコンプレックスがある」と心情を明かす場面があった。
8月11日に放送された『マツコ＆有吉 かりそめ天国 2時間SP』（テレビ朝日）では、視聴者から寄せられた「出身タレント枠で狙い目の都道府県ってまだありますか？」といった質問が読み上げられた。
これを受け、マツコ・デラックスと有吉弘行はさまざまな都道府県名をあげつつ、マツコの出身地である千葉県についてトーク。2人によると、ここ最近は2009年に移住した花田虎上氏が千葉県に関する仕事が多いようだ。
すると、マツコは「アタシんとこ、そういうオファー全然来ないんだよね…」と寂しそうにポツリ。これに対して有吉弘行は「単純に話がめんどうくさいのよ。大物になっちゃったから」と意見し、マツコは「ちょっと大物はやめてよ。（オファー来たら）聞きますよアタシ」と返した。
そこから再び、各都道府県出身タレントについてのトークを繰り広げつつ、有吉が「『移住しようかな』と思った時に、（地方のテレビに出演するのは）ひとつの手だよね」と語ると、マツコも「東京から引っ越して、住みたいところに住んで、ワイドショーをやらしてもらうっていうのは良い生活よね」と同調した。
すると、有吉は「（マツコが）千葉に今から住んで『千葉を愛せるか？』だよね？」とぽつり。マツコは考え込むような表情を見せつつ「ごめんなさいね…千葉って出身の人でもそんなに郷土愛がないのよ。館山とか、銚子、鴨川に住んでいる人はあると思うのよ。（アタシは）いわゆるベッドタウン（出身）っていうね」と見解を示した。
それからマツコは「千葉愛がないわけではないけど、窓を開けても隣の家の窓っていうところに住んでいたわけだから」「そのコンプレックスはすごい」と赤裸々な思いを明かしつつ、「（電話して）一発目で方言とかが出られたりするじゃん。その時“当てこすり？”って思う」とエピソードを披露。
しかし、浦安・柏に住んでいる人の特徴について聞かれたマツコが流暢に答えるとと、有吉は「アンタ千葉タレントだよ！ どんどん（情報が）出てくるし、それも随分熱く」と笑った。マツコも「（千葉出身枠の仕事）いつでもやりますよ！」とカメラに向かって呼びかけていた。
（『マツコ＆有吉 かりそめ天国』より）
