ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者・ひろゆきを、アフリカのナミブ砂漠に置き去りにし、そこから始まるアフリカ横断の旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。同番組のEpisode1が8月12日(土)夜9時より配信され、ひろゆきが「世界一危険な海岸」と称される、ナミビアのスケルトン・コーストを訪れた。
【映像】多くの者が命を落とした最果ての地「スケルトン・コースト」
「アフリカを、横断して帰ってきてね」とのみ伝えられ、ひろゆきがナミビアの砂漠のド真ん中に置き去りにされたことから始まる同番組。使っていいのはローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本陸路のみ。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆきを、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?ゴール地点のインド洋を目指すひろゆきを見物しようという試みだ。
旅の初日、大西洋に面したナミビアの街・スワコプムントにやって来たひろゆき。「旅の目的が大西洋からインド洋なので、海に行っておこうかなと」と、夕暮れ前に海岸を訪れた。そこで彼が目にしたのは、打ち寄せる大きな波と、足元に転がる無数の石。「けっこう波でかいですね」「あんな砂漠に砂あったのに、なんでここ砂浜じゃないの?」と驚きの声を上げた。
スケルトン・コーストは日本語に直訳すると「骸骨海岸」。海流が激しく座礁する船が多いことから、この不気味な名前が付けられた。例え上陸できたとしても、砂漠地帯で生き残ることは難しく、多くの者が命を落とした最果ての地。かつて、ポルトガルの船員はこの地域を「地獄の門」と呼び、恐れていたのだという。
現在は夕陽の絶景スポットとしても知られているが、荒涼とした雰囲気は健在。ひろゆきは「スケルトン・コーストができた理由がちょっとわかりましたね」と納得の表情を浮かべ、「砂浜じゃなくて普通に岩じゃないですか。で、海流が激しいので船が沈没しやすいっていう。歴史の教科書通り」と、この地で得た学びを語っていた。