ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者・ひろゆきを、アフリカのナミブ砂漠に置き去りにし、そこから始まるアフリカ横断の旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。同番組のEpisode3が8月19日(土)夜9時より配信され、ひろゆきが旅に同行する番組ディレクターを説教する場面があった。
「アフリカを、横断して帰ってきてね」とのみ伝えられ、ひろゆきがナミビアの砂漠のド真ん中に置き去りにされたことから始まる同番組。使っていいのはローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本陸路のみ。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆきを、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?ゴール地点のインド洋を目指すひろゆきを見物しようという試みだ。
アフリカ旅4日目の夜、ひろゆきはザンビアとの国境に位置するナミビアの街・カティマに到着。翌朝、ホテルを出発し、ザンビアを目指すことになった。ひろゆきがホテルから出て来ると、同行する豊川ディレクターが妻とビデオ通話を始め、ひろゆきも挨拶をすることに。ここまでの間ですでに、豊川ディレクターを何度か注意しているひろゆき。しかし、豊川ディレクターの妻には「豊川さんに色々お世話になって、助けていただいて、一緒に来てよかったなと思っています」「豊川さんのおかげで万事滞りなく順調に進んでいます」と社交辞令を並べた。通話を終えると、ひろゆきは「ちゃんと家族には豊川さんが優秀そうな感じで伝えましたよ」とニンマリ。だがこの後、豊川ディレクターはひろゆきの怒りを買うことになってしまったのだった…。
一行は約1時間歩き続け、ついにザンビアとの国境に到達。ひろゆきは、豊川ディレクターに声をかけたうえで、トイレへ行った。この時ひろゆきは「荷物を見ていてください」とはっきり口にしたわけではなかったが、「トイレへ行ってきます」と言えば、当然豊川ディレクターが荷物を見ていてくれると信じていた。しかし、ひろゆきがトイレから戻ってくると、そこに豊川ディレクターの姿はなく、荷物が置き去りにされていたのだ。
「僕、トイレに行ってきますって言いましたよね?僕の荷物、あそこにありましたよね?なんで放っておいて移動してるんですか?」。ひろゆきに問い詰められ、豊川ディレクターは「すみません!申し訳ありません!」と平謝り。幸い何事もなかったものの、盗難に遭っていた可能性も十分ある状況に、ひろゆきの怒りは収まらない。「『トイレ行ってきます』が『荷物を見ていてください』という意味なのがわからなかった。じゃあ今後は『トイレに行くので僕が帰ってくるまで絶対動かないでください』って指示すればいいですか?」「僕の日本語が間違っていました」と笑顔でガン詰め。“論破王”の本気を見た豊川ディレクターは思わず「ヤベェ!」と声を漏らし、「次から気をつけます」と誓った。
こうして一悶着ありながらも、ひろゆきらはいよいよ国境を越えることに。だが、豊川ディレクターは、ここで再びやらかしてしまう。撮影許可をとらずにカメラを回していたため、入国審査官と思しき女性から「撮らないで」と怒られてしまったのだ。いったん撮影を中断し、部屋で事情聴取を受けることになった。実は、豊川ディレクターが現地人を無断で撮影し、「撮るな」と言われたのは、これが初めてではない。ひろゆきは「人勝手に撮るのはアフリカの人はすごく嫌がるよって何度も言われてますよね?」と厳重注意。豊川ディレクターは「以後気をつけます」と改めて決意表明していた。
『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』は、毎週土曜、日曜に、ABEMAにて最新話を配信。Episode4は、8月20日(日)夜9時に配信される。