東出昌大「イノシシを育て出したら、山で他のイノシシを撃てるのか。自分が育てた子を食べられるのか」狩猟への熱い想いを語る
東出昌大の登場に動揺するひろゆき

 ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者・ひろゆきを、アフリカのナミブ砂漠に置き去りにし、そこから始まるアフリカ横断の旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。同番組のEpisode3が8月19日(土)夜9時より配信され、旅に同行する俳優・東出昌大が、狩猟への想いを熱く語る場面があった。

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 「アフリカを、横断して帰ってきてね」とのみ伝えられ、ひろゆきがナミビアの砂漠のド真ん中に置き去りにされたことから始まる同番組。使っていいのはローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本陸路のみ。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆきを、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?ゴール地点のインド洋を目指すひろゆきを見物しようという試みだ。

 ザンビアをバスで移動中、東出が狩猟に対する自身の考えを語り出した。現在、東出は都心を離れて山奥で生活を送っており、狩猟も行っている。なぜ狩猟を始めたのか、その理由について東出は「自分で肉をとってみたい」と思ったことを一番に挙げ、続けて「自分は動物が好きだから、野生動物に会えると嬉しいという想いもあって。動物と肉薄した生活をしたいと思って、狩猟を始めた部分もある」と説明。東出が尊敬する“良い猟師”も、その大半が動物好きだという。

 しかしその一方で、東出は複雑な想いも抱いている。「知り合いの猟師さんが罠にかかったイノシシを育てていると言っていて。イノシシもなつくらしいんです。イノシシを育て出したら、山で他のイノシシを撃てるのか。自分の家で育てたイノシシは食えるのか」。

 さらに東出は、動物にも「お互いを慈しむ気持ちがあると思う」したうえで、こんな話を例に出した。イノシシは子どもが罠にかかっても、親はその場を離れるが、シカの親は、罠にかかった子どもの側に寄り添うことが多いのだという。親ジカの気持ちを思うと胸が痛む一方、実際のところ、シカが情によってこのような行動をとっているのかはわからない。東出は「情念ではなく、自力では生きていけないから、生きていくための選択かもしれない。そう思った方が楽だし、ドライに考えたりもするけど、わからないです。全然答えが出ないです」と真剣な表情で語っていた。

 『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』は、毎週土曜、日曜に、ABEMAにて最新話を配信。Episode4は、8月20日(日)夜9時に配信される。

世界の果てに、ひろゆき置いてきた
世界の果てに、ひろゆき置いてきた
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ひろゆき出演番組の配信情報はこちら
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