ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者・ひろゆきを、アフリカのナミブ砂漠に置き去りにし、そこから始まるアフリカ横断の旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。同番組のEpisode4が8月20日（日）夜9時より配信され、旅に同行する俳優・東出昌大が、ザンビアの食肉市場で購入したヤギの肉をその場で焼き、現地民に振る舞う場面があった。
「アフリカを、横断して帰ってきてね」とのみ伝えられ、ひろゆきがナミビアの砂漠のド真ん中に置き去りにされたことから始まる同番組。使っていいのはローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本陸路のみ。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆきを、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか？ゴール地点のインド洋を目指すひろゆきを見物しようという試みだ。
アフリカ横断旅7日目、ひろゆきと東出はザンビアの首都・ルサカにいた。この日の朝、一行が向かったのは「ルサカミートマーケット」。狩猟生活を送り、食と命の問題に関心を寄せる東出の希望で、食用肉の生体を売買する市場に足を運ぶことになったのだ。敷地内に入ると、豚やヤギが狭い柵の中でひしめき合っており、甲高い豚の叫び声が響き渡っていた。そんな光景を目の当たりにし、動物好きの東出はショックを隠せない。終始、テンションの低い東出だったが、ここでは観光客も購入できる。東出は日本円で約3800円を支払い、ヤギを一頭購入した。
その後、東出らは屠殺場へ移動。現地のスタッフが、素早い手つきでヤギをさばいてくれた。さばきたてのヤギの肉は、ひろゆきがマーケットの近くに出店していた露店に交渉し、グリルを貸してもらって焼くことに。すると東出は、瓶ビールを数本買ってきて、露店の店員らにお礼として配布。完璧な気遣いを見せていた。
こうして一行はザンビアの路上で、バーベキューを堪能することに。あと少しで焼き上がる肉を前に、ひろゆきは「解体して10分以内に焼いて食べるとかない」と興奮気味。東出は慣れた手つきで肉をカットし、ひろゆきはそれを口に運んだ。「すげぇ柔らかい。臭みが全然なくて、炭と塩とライムっていう単純な味付けだけど、すごい美味しい」「焦げ感のある美味しい感じと、生肉の噛むとジューシーな汁が出る感じがいい」と大絶賛のひろゆき。その後も「レアで」「皮多めのところ」などとリクエストし、次々に食べていた。
東出もひとくち食べると「うん、うまい！」と声を上げ、思わず笑みがこぼれる。さらに「脚の部位って筋張っているところもあるんですけど、このヤギまだ子どもだから、筋張っているところさえ、飲み込みにくい硬さじゃないし、噛めば噛むほどうまい肉汁が出て、めちゃくちゃうまい」と丁寧に食レポ。同行する豊川ディレクターも「めちゃめちゃうまい」とシンプルに美味しさを伝え、大満足の様子だった。その後は、露店の近くにいた現地の人々にも肉が振る舞われ、グリルの周りに人だかりが。手に持つ肉をカメラに見せ、美味しそうに頬張る男性の姿もあった。
お腹いっぱい食べたところで、ひろゆきはニュース番組『ABEMA Prime 』に出演するため、ネット環境のある高級ホテルへ移動することに。「解体直後のものをそこら辺の人に焼いてもらって食べるという、なかなか面白い経験ができた」と笑みを浮かべ、アフリカ横断旅とは正反対の仕事に向かったのだった。
『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』は、毎週土曜、日曜に、ABEMAにて最新話を配信。Episode5は、8月26日（土）夜9時に配信される。
