「被害者への批判を許すと、次の被害に繋がってしまう」 DJ SODAの“セクハラ告発”に小原ブラス氏
【映像】「この女も私の胸を掴みました」 DJ SODAが投稿した写真

 韓国人DJによる”セクハラ告発”が物議を醸している。DJ SODAが8月13日に大阪で開催された音楽フェスで、客席に近づいた際に胸を触られるなどの痴漢行為を受けたと訴えている。主催者側も法的措置をとると発表している。さらに、被害者へ批判の声があがり、2次加害についての問題が指摘される中、17日の『ABEMA Prime』でコラムニストの小原ブラス氏が自身の考えを述べた。

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 SNSでは「露出度が高いから被害を受けたのでは?」「過激な格好でパリピを集めて騒げばこうなる」といった批判の声がある。小原氏は、「“自分の娘だったら”という考え方を持てば、こういう言葉は出てこないはずだ。『そんな服を着るんじゃない』『そんな服では危ない』と注意はすると思うけど、被害を受けてしまった後にかける言葉は『そんな服装するから』ではなく、『どの野郎がやったんだ』になるだろう」と指摘。また、「そういう声を許してしまうと、被害者は『じゃあ言うのをやめよう』となってしまい、また次の被害に繋がってしまう。この2次加害の問題はもっと認知されていくべきだ」と述べた。

 さらに、「『日本だから起きたのではないか?』という批判もある。たけど、海外アーティストのライブを見ていると、お客さんのところに飛び込んで、明らかに揉んでいるなという参加者もいて、前から疑問に思っていた。日本だけの問題ではないということは言っておきたい。『男が、女が』とか、『日本が、外国が』と分断を煽るのもよくない。許可なく体に触ること自体が犯罪であり、空気感だけで良し悪しを判断するのは危険だと思う」と述べた。(『ABEMA Prime』より)

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