ヒマラヤで暮らす家族と日本に留学した娘を繋いだ感動のビデオレター。視聴者から「めちゃくちゃ泣いた」といった反響が寄せられた。
【映像】ヒマラヤの家族へ向けた感動のビデオレター(12分頃~)
『ナスD大冒険TV』では、「天空のヒマラヤ部族 超完全版 春〜夏そして、2回目の冬絶景 編」と題した企画がスタート。合計で150日間におよぶ長期取材の模様をお届けする。
ロケに帯同する元テレビ朝日の“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏は「子供の命と未来を守りたい」という思いで、長年にわたりヒマラヤの地を訪れ、支援を続けてきた。仲間と共に、ドルポ基金も立ち上げている。定期的に勉強をしたい子供たちを募り、次世代のリーダーを育てるために、首都カトマンズの学校に通わせているのだ。
それだけではなく、今後は海外からの支援や国との交渉も必要になってくることから、ティンギュー集落で希望者を募り、日本の大学にも無償で留学させている。
その中の1人がティンギュー集落出身のソナム・ドマさん。今回のロケでは、日本に来て3年になる娘の様子を知りたいであろう母親のために、彼女の生活を撮影したビデオレターを持参したのだ。
しかし、母親は諸事情のため不在。お婆ちゃんにビデオレターを見てもらうことになった。VTRが流れると、お婆ちゃんは久しぶりに目にした孫の元気な姿に「皆さん、本当にありがとうございます」と言いながら、大粒の涙を流した。
ソナム・ドマさんは大学を卒業したらネパールに帰って国際関係についての仕事がしたいのだという。「ネパールは日本より住みにくいし、キレイではないですから、私たちはずっと勉強して、いつかネパールのために仕事がしたいです」と将来について語った。
「頑張ってるので心配しないでください」最後にそう言ったソナム・ドマさんにお婆ちゃんは再び目頭を熱くさせ、「この子はとても幸せです。本当にありがとうございます」と周囲に感謝した。成長がうれしかったのか、大谷氏も感極まった表情を見せていた。
この映像を受け視聴者は「ほんとに感動だ(TT)」「こんな純粋なビデオは初めて」「志が高すぎる… 立派すぎるだろこの子…」「大谷さん、泣いてるよね??ね?」などの声がネット上に寄せられた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)