俳優の大浦龍宇一が19日に自身のアメブロを更新。喉にカビが出来て激痛に見舞われたことを告白した。

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 この日、大浦は「8月4日~15日までの全11公演。愛媛県東温市の坊っちゃん劇場で行われた特別公演」と自身が出演した日台野球交流100周年記念ミュージカル『KANO ~1931 甲子園まで2000キロ~』について言及。「盛大に千秋楽を迎えることが出来ました」と報告し「本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と自身の思いをつづった。

 続けて「主演舞台の稽古と本番を間近に控えた7月の頭」「突然声がしゃがれて、まともな声が出なくなりました」と明かし「喉専門の耳鼻科に通い、内視鏡検査も3回受けました」と説明。一方で「声帯に異常は何もありませんでした」と検査結果を報告し「声が出ない。声がすぐにかすれる。表現の『いのち』でもある声が使えない。焦りと不安の波が襲う」と当時の心境をつづった。

 また「俳優生活30年の中で今回が1番と言ってもいいほど、心身ともに苦しい試練の時を通る日々でした」と回想し「体調不良から、私の稽古は実質1回。翌日の通し稽古2回のみで、初日の本番に挑みました」と説明。「通常、稽古は1か月」と明かし「一瞬一瞬が大切で、まさに『いのち』をかけた真剣勝負そのものでした」と振り返った。

 さらに「抗生剤の飲み過ぎから喉にカビが出来てしまい、喉が激痛になり」と告白し「水以外のものは取れない日が数日続いた時もありました」とコメント。「芝居以外の時間は、家族とも話すことを極力控え、なんとか役をしっかり作りあげるため、台本以外はほとんど目にしない日々」だったといい「時間。タイムリミット。肉体的にも、精神的にも、最大限に追い込まれました」と明かした。

 一方で「初日に完全復活!問題なく本来の声が出ました」と報告し「関係者皆様も本公演とても感動くださり」「KANOの台湾スペシャル公演は、来年に向けて、次の夢の架け橋がかけられています」とコメント。「忘れられない特別な夏になりました」「素晴らしい思い出となりました」と述べ「試練の先には、夢の架け橋がありました」とつづり、ブログを締めくくった。

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