痴漢に遭ったグラドルRaMuにSNSの“二次被害”「匿名の怖さを感じた」
【映像】RaMu「肘でおっぱいムニィ!って…」

 グラビアアイドルのRaMuが14日、SNSで痴漢被害を報告した。

【映像】グラドルRaMu「売名行為」と言われた投稿(画像あり)

 自身のX(旧Twitter)に「おい!渋谷でおっさんにわざと幅寄せられて、そのまま肘でおっぱいムニィ!ってやられたぞ!!これが噂のぶつかりおじさんか!?追っかけたけれど逃げられた!!」とつづったRaMu。「みんなも気をつけろ!あったけえ時期はヤベエやつ湧いてくるからな!!」と注意喚起した。

 具体的にどのような状況だったのか。この件について18日、ニュース番組「ABEMA Prime」に出演したRaMuは「JR線を降りて、エスカレーターを昇ろうとした時、ホームの方におじさまが幅寄せしてきて、わざとひじを寄せてきた。本当にそのまま胸の方をグーッとやられた。私は声をかけたが、スタスタと逃げて行かれた」と話す。

 その上で「痴漢もびっくりしたが、SNSでの二次被害、私への批判のコメントがものすごく多かった」と吐露。

「売名行為だと批判された。直近でDJ SODAさんが痴漢被害に遭われたことが話題になっていた。まさか私はそこに結びつくなんて思ってもなかった。『痴漢は手だけじゃなくて肘もだから』『服装も関係ないから気を付けて』と伝えたかった。注意喚起のために動画を出したつもりだったのに『売名行為だ』『そこまでしてお前は売れたいんだな』みたいなコメントがついて、本当に私に対する非難が殺到した」

 コメントの中には「私痴漢されます自慢か」「イケメンだったらいいんでしょ」といった声もあり、これにRaMuは「もう、わけが分からない世の中になっている」と訴え。

「中には『本当に危ないからマネージャーさんと行動してね』や『周りの人に助けを求めてね』という心配の声もあった。でも、やっぱりそれを上回るくらい、批判の意見が多かった。フォローされていないアカウントから、的を射ていない言葉がたくさんきた。ネット記事や私のYouTubeも、そういうコメントがほとんどだった。SNSの匿名の怖さを感じた」

 当日の服装は「本当に色気すら全くない洋服」だったという。RaMuは「今までほぼ痴漢被害に遭った経験がない」とした上で「とりあえず硬直した」振り返る。

「1回脳内で『今の何だったんだ』『わざとだよね?』と処理しようとした。我に返って、おじさんに『ねえ!ねえ!』と強い口調で声をかけたが『もし止まってこっちに来たらどうしよう』という怖さもあった。傍から見たら私のほうが加害者に見えたと思う。いろいろ頭の中でうわぁーとなってしまって、大声で誰かに助けを求められなかったり『あの人を捕まえて』と行動を起こせない人は多いと思う」

 ネット掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏は「よく分からないが、今の日本は『痴漢に遭った』とSNSに書くと有名になる特殊な社会なのか」とコメント。

「被害者側に寄り添うのではなく、なぜ多くの人が『お前何売名行為をしているんだよ』にいくのか、気になる。普通の女性が普通にSNSをやっていたらおそらく『かわいそうだよね』になると思う。友達的な寄り添い方をする人がRaMuさんの側に少ないのがなぜなのか、分からない」

(「ABEMA Prime」より)

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