この記事の写真をみる(2枚)

 20代で乳がんを患った妻・千恵さんが、みそ汁づくりを通して幼い娘に生きる力を伝えようとしたノンフィクション『はなちゃんのみそ汁』(文藝春秋)の著者・安武信吾さんがアメブロを開設。2008年7月に千恵さんが死去してから15年。ブログでは、大学生になった娘との日常を中心に、千恵さんが生前につづったブログを振り返りながら発信している。

【動画】がん罹患で感じた生きづらさ…病気と共生するために必要なこと

■家族のドキュメンタリーが放送され

 4日に更新したブログでは「先日、日本テレビの朝の情報番組で、僕たち家族のドキュメンタリーが放送された」と報告し、放送後にテレビ局のディレクターから「すごい反響です」と電話があったことを明かした。そのドキュメンタリーがYouTubeにもアップされているというが、過去には「ネット上では“育児放棄の親”“毒親”“妻を殺した夫”などと叩かれた経験がある」と述べ「動画のコメント欄を恐る恐るのぞいた」とコメント。

拡大する

■15年分の感謝を込めて

 同ブログでは続けて「寄せられたコメントは否定的ではなく、全部、肯定的なのだ。報われるって、こういうことなんだ、と思った」としみじみとつづった。「これまで、僕たち親子を支えてくれた人たち。すべてのみなさんに、15年分の感謝を込めて伝えたい」「ありがとうございます。いま、僕たち親子は幸せです」と感謝の気持ちを述べ、ブログを締めくくった。

・安武信吾オフィシャルブログ

「人目を気にして戦々恐々」がん罹患で感じた生きづらさ
「人目を気にして戦々恐々」がん罹患で感じた生きづらさ
「がんになる前の自分には戻りたくない」余命宣告を乗り越えた乳がんサバイバー・ミミポポの底力 
「がんになる前の自分には戻りたくない」余命宣告を乗り越えた乳がんサバイバー・ミミポポの底力 
Ameba News [アメーバニュース]
がんを患った女性へ覚悟のプロポーズ「一緒に向き合っていきたい」
この記事の写真をみる(2枚)