BTSの生みの親でありHYBEの創業者パン・シヒョクが、アメリカを拠点とした新たなサバイバル番組『The Debut: Dream Academy』について語った。
『The Debut: Dream Academy』は、HYBEと「Geffen Records Global Audition」による、アメリカを拠点とするグローバルポップガールズグループのメンバーを誕生させる番組。9月2日（土）午前0時よりABEMAにて国内字幕付き独占無料配信される。
「本当にオリンピックのよう」
動画でパン・シヒョクはInterscope Geffen A&M Recordsの会長兼CEOであるジョン・ジャニックと対談。パン・シヒョクは「世界中の才能あふれる若者たちに、K-POPを基盤とした素晴らしいグループのメンバーになるチャンスを提供する夢を持っていた」と語り、そしてそれを実現するためには米国市場でなければならなかったと説明する。いざオーディションの募集を開始すると、1週間で7万人もの応募があったといい、ジョン・ジャニックは「良い反応があるだろうとは予想していましたが、これは次元の違う規模です」と、HYBEの影響力の大きさに驚いたことを明かした。
またパン・シヒョクは「それぞれの国を離れて集まり、合宿しながら実力を高め、その実力を人々の前で披露し、スターになる壮大な旅に出る。それを私たちはよく『これは本当にオリンピックのようだ』と話すんです」と持論を展開。「彼らの夢と旅路を応援する視聴者やファンの皆さんは、どうしても自分の文化的、国家的な背景に近いメンバーに親近感を感じるでしょうし、逆に、そうではないけど惹きつけられるメンバーを応援して『これでいいのかな？』と考えることもあるでしょう。そのような観点を持って見ると、このプログラムがとても豊かなものになるとも思います」と、グローバルなオーディションだからこその魅力について語った。
また『Dream Academy』のコンセプトについて説明を受けた際、「これだ！これが本当に練習生たちを表現できる最もいい表現だ」と感じたというパン・シヒョク。「夢を追求し、夢で結ばれている。そして才能に対して十分に会社から支援を受けながらスターになれる。これはそんなプログラム。それが結局、音楽に携わる者として私たちが感じる本当の幸せなのだと思います」と、確証を得たような表情で期待を煽る。
企画が始まってから2年以上の時が経過し、『Dream Academy』の参加者たちは1年以上トレーニングを受けたという。いよいよ放送が始まり、メンバーが決定する瞬間を目前に控え、2人は「本当に楽しみです」と声を揃えた。
