ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者・ひろゆきを、アフリカのナミブ砂漠に置き去りにし、そこから始まるアフリカ横断の旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。同番組のEpisode5が8月26日(土)夜9時より配信され、旅に同行する俳優・東出昌大が、こだわりが詰まったスパイスカレーを作り、ひろゆきらに振る舞う場面があった。
「アフリカを、横断して帰ってきてね」とのみ伝えられ、ひろゆきがナミビアの砂漠のド真ん中に置き去りにされたことから始まる同番組。使っていいのはローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本陸路のみ。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆきを、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?ゴール地点のインド洋を目指すひろゆきを見物しようという試みだ。
ザンビアの首都ルサカで迎えた、アフリカ旅8日目。この日ひろゆきらは、翌日の早朝出発に備え、早めにホテルへ戻ることに。夕食は、地元の食品市場で食材を調達し、ホテルに併設されているキッチンで作ることになった。店内に並ぶ商品を見ながら、東出が「夕飯、野菜カレーにしますか?」と提案。カレーに使用するスパイスのほか、インスタント麺などを購入した後、隣の野菜売り場に移動した。ここで東出は、カレーリーフというハーブをチョイス。ひろゆきが選んだ葉物野菜と共に購入し、ホテルへ向かった。
今回の旅で度々、料理の腕前を披露している東出。現在彼は、山奥で狩猟生活を送っており、基本的に毎食、自炊をしているのだという。東出は慣れた手つきで玉ねぎを切り、オイルと一緒にフライパンへ。そして、カレーリーフを入れる際には「あんまり入れる人いないんだけど、これ入れるとカレーがすごくうまくなるんですよ」と解説。日本では新大久保で売られているという情報も紹介した。しかし「じゃあカレーにはこだわりのある人ですね?」と聞かれると、東出は「無いです」と即答。「35歳、バツイチ子持ち、スパイスカレーに凝る男はダメ」と自虐的に笑っていた。
その後は、ひろゆきと東出が、他の人が調理していた鍋の匂いを嗅いだことで、ちょっとしたトラブルになる場面も。「おい!勝手に触るんじゃない!」と声を荒げる男性に、ひろゆきは「少し匂いを嗅いだだけだよ」と説明したが、男性の怒りは収まらない。「大事な料理にイタズラしやがって」と言って鍋の中身を捨ててしまった。そして「2度と触るなよ」と念を押し、その場から去っていった。
するとしばらくして、先ほどの男性が再び登場。「人の料理にイタズラしちゃ駄目だぞ」と改めて注意してきたので、東出が謝ると、「わかってくれればいいんだ」と柔らかい口調に。お詫びとして、東出が「このカレー超辛いけど食べる?」と勧めると、「辛いものが苦手」とのことで断られてしまったが、無事に仲直りできたようだ。東出らが作っていたカレーが辛いと知った男性は「カレーをもっと辛くできるものがあるぞ」と、冷蔵庫から赤唐辛子を取り出してきた。「かじってみろ」と勧められ、断るわけにもいかず、東出と豊川ディレクターが食べることに。東出はあまりの辛さに舌を出して悶え、豊川ディレクターも顔をしかめていた。
こうして、東出特製カレーが完成。ひろゆきも辛いもの好きとのことで、東出はスパイスを大量投入していたのだが、少々、入れすぎてしまったようだ。見た目はとても美味しそうに仕上がっていたが、食事中、3人の口からは「辛い」以外の言葉が出てこない。なかでもひろゆきは汗だくになりながら、激辛カレーを口に運んでいた。
『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』は、毎週土曜、日曜に、ABEMAにて最新話を配信。Episode6は、8月27日(日)夜9時に配信される。