マイナンバーカードと健康保険証を一体化したマイナ保険証をめぐり、これまでに他人の情報が登録されていたケースが8000件超あったことがわかっている。中にはマイナカードを自主返納する人も出てきているが、8月19日の『NewsBAR橋下』では、元内閣官房参与で嘉悦大学ビジネス創造学部教授の高橋洋一氏が持論を展開した。
高橋氏は、「カードを返納してもマイナンバー自体はあるものなので、勘違いの行動だ。運転免許証のように身分証明書代わりになるし、無料で利用できる。さらに、ネット上の身分証明書にもなる」とマイナカードのメリットを挙げる。
続けて、「返納すると政府の情報をチェックするのが大変になる。マイナンバーカードがあればある程度の情報はマイナポータルから見られるが、返納するとできなくなり、逆に利便性が失われる」と指摘。「情報漏洩への不安の声があるが、自分の情報は確認できても、他人の情報を取得するのは大変だ。例えば、紙の保険証を落とすと偽造は容易だが、マイナンバーカードでは保険証の番号すらわからない。さらに病歴まで辿り着くのは困難だ」とした。
マイナンバーカードは2026年にもデザインが刷新される見通しだが、「マイナンバーは記載されないと思う。最近のクレジットカードは番号が書かれていないものが多く、ICチップに情報が入っている。マイナンバーカードも同様だ」と語った。(『NewsBAR橋下』より)
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