25日、田村淳とABEMAが共同で衛星を打ち上げる『田村淳の宇宙チャレンジ’24』の記者会見を都内で開催。今回のプロジェクトの発起人となった田村淳は、宇宙に初めて興味を持ったきっかけは幼少期に見た宇宙アニメと明かす一幕があった。
『田村淳の宇宙チャレンジ’24』では、ABEMAと共同でオリジナルの人工衛星を製作、ロケットに搭載し打ち上げるプロジェクト。人工衛星が宇宙で果たすミッションは、参加自由のコンテストで決定する。
会見にて、田村と共に同席した後輩芸人のニブンノゴ!森本英樹に「こんなアイディアがあったら面白いなというのは?」という質問がよせられると、「不可能か可能かは分からないんですけど、宇宙に何かを持って行って地球に何か落とすとかをしてみたい。例えば水とか。(宇宙のこと)何も分からないで言っています(笑)」とユーモアたっぷりな回答。『田村淳の宇宙チャレンジ’24』では随時アイディアを募集しているということで、森本は「でも、アイディアってこういう発想でいいんですよね?」と田村に確認。田村は「いいと思う」と一旦返事をしたものの、「ただ『機動戦士ガンダム』見てくれない?」と呆れ気味にツッコんで笑いを誘った。
田村は幼い頃から宇宙に興味・関心があり、そのきっかけは宇宙をテーマにしたアニメだったと告白。最初に見たのはアニメ『宇宙船サジタリウス』だったといい、この作品を通し、「宇宙には人間ではない別の生命体がいるのかもしれない」とワクワクし、毎回アニメを弟と見ていたという。他にも『銀河鉄道999』『機動戦士ガンダム』『宇宙戦艦ヤマト』など、とにかく宇宙をテーマにした作品なら「何でも見ていた」と歯切れよくコメント。その中でも「『機動戦士ガンダム』が当時の僕に1番響いていた」と、少年のような笑みを浮かべながら宇宙を夢見ていた幼少期を振り返った。
文:近藤加奈子
写真:野原誠治