BTSなどが所属する韓国大手芸能事務所「HYBE」からネクストガールズグループを誕生させるサバイバルプログラム『R U Next?(アーユーネクスト?)』の第9話が8月25日に放送され、日本人練習生のヒメナが見違えるようなパフォーマンスで、6ROUNDにてチーム内1位を獲得した。
【映像】“悪いお姉さん”に豹変した15歳のヒメナ、全身姿も(18分頃~)
『R U Next?』はHYBE LABELS傘下の「BELIFT LAB」による、次世代グローバルガールズグループの最終メンバーを決めるデビューサバイバル番組。デビューを夢見る参加者22名が計7つのラウンドコンテストを経て、自分の潜在力とスター性を証明していく。MCは少女時代のスヨン、コーチはKARAのパク・ギュリ、2AMのチョ・グォン、元Wanna Oneのキム・ジェファン、シンガーソングライターのイ・ヒョン、ダンサーのアイキが務める。
1位に目を丸くして「予想もしなかったので驚きました」
6ROUNDのセミファイナルのステージが開幕した。生存している12人が6人ずつのチームに分かれ、グローバルアイドルとしての潜在能力を証明する。新曲を披露するステージで、ヒメナは「Pride」チームに所属。サブボーカル3を担当することになるが、ラップなどこれまで経験したことがないパートが多く、プレッシャーを感じているようだ。ヒメナは現在12人中最下位。まだ韓国語を流暢に話せないため、「言いたいことを正確に伝えられないのでもどかしい気持ちもあります」と心配そうに語った。
練習にはコーチのアイキが現れ、直接ダンスを指導。普段かわいらしいイメージのヒメナは挑発的な表情の作り方を指導され、勇ましくチャレンジしてみるも、どこかにキュートが残ってしまい、メンバーの笑いを誘った。
本番のステージでは、ジミン、シャネル、ユナ、ジヒョン、ヨンソ、ヒメナの6人が、赤いチェックを基調とした衣装で堂々と登場。「lion」という歌詞に合わせて爪を立てるようなポーズを取ったり、髪を振り乱したりと、全身をダイナミックに使って迫力あるステージを繰り広げていく。
ヒメナはアイキのアドバイスを生かし、曲のコンセプトをしっかりと消化して“悪いお姉さん”感にあふれた、15歳とは思えない迫力を醸し出す。2番の入りでは「Let’s Go!」と勇ましく登場。不敵に微笑んだと思えば次の瞬間には睨みつけるなど、表情も自在に操り、さらなる覚醒と成長を見せつけた。
客席からは大きな歓声が響き、コーチのギュリ(KARA)は思わず「見て、鳥肌が立った」と発言。キム・ジェファンは「本当に驚きました。僕はこの曲のステージを自分が初めて見て、初めて聴いたというPrideが生まれるステージでした。6名全員とてもよかったのですが、ヒメナさんがとてもよかったです。2番のところでとてもパワフルに入ってきたので見入ってしまいました。ヒメナを見て力が出ました」とヒメナを絶賛し、アイキも「ヒメナさんにトレーニングの時に『もっとパワフルにしたらいいと思う』とリクエストしていたのですが、本当にライオンのようにガオーと叫ぶような表情とアクションがそのまま表現されていて、とてもよかったです」と称えた。
結果、ヒメナはチーム内でヨンソに次ぐ2位の好成績に。そして続いての「グローバルK-POPミッション」でも素晴らしいステージを披露し、6ROUNDのステージの総得点数で、「Pride」チーム内で見事初めての1位に輝いた。ヒメナはあまりにも驚いたのか、微動だにせず目を丸くしてしばらく静止。「予想もできなかったので、とても驚きました」と話した。
次週9月1日(金)の最終回ではついに生放送でメンバーが決定! LE SSERAFIM、NewJeansに続くHYBEアイドルグループが誕生する。