BTSなどが所属する韓国大手芸能事務所「HYBE」からネクストガールズグループを誕生させるサバイバルプログラム『R U Next?(アーユーネクスト?)』の第9話が8月25日に放送され、「Pride」チームがIVE「ELEVEN」のステージに苦戦した。
【映像】美しいボディラインを見せつけるダンス(1時間9分頃~)
『R U Next?』はHYBE LABELS傘下の「BELIFT LAB」による、次世代グローバルガールズグループの最終メンバーを決めるデビューサバイバル番組。デビューを夢見る参加者22名が計7つのラウンドコンテストを経て、自分の潜在力とスター性を証明していく。MCは少女時代のスヨン、コーチはKARAのパク・ギュリ、2AMのチョ・グォン、元Wanna Oneのキム・ジェファン、シンガーソングライターのイ・ヒョン、ダンサーのアイキが務める。
「個人のステージではない。調和を意識して」厳しい言葉の連続
セミファイナルとなる6ROUNDの「グローバルK-POPミッション」にて、IVEの「ELEVEN」を披露する「Pride」チーム。先だって行われた新曲のミッションでは「Scrum」チームに350点の差を付けられてしまっており、なんとか巻き返したい局面だ。
ブルーのエキゾチックなコスチュームをまとった「Pride」チームが、本番のステージで「ELEVEN」のパフォーマンスを始めた。ジミンは手を顔の前にかざす印象的な振付で、一瞬で表情を変化させて強烈なインパクトを残す。途中のフロアを使った振付では6人が並んで横たわり、美しいボディラインを見せつけた。
組体操のように寝そべって脚を操る複雑な振付も、強い存在感を残すヨンソを中心に、6人は安定的にこなしてみせる。ブレスの置き方などボーカルの難易度が高い楽曲に苦戦する面も時折見せながら、華やかなパフォーマンスで魅了した。しかしパフォーマンス後、コーチたちの表情は晴れない。
キム・ジェファンは「息が上がってしまっていて、呼吸を落ち着かせることに失敗していたと思います。シャネルさんは音程を外してしまうことが今まではほとんどなかったと思うのですが、今日はシャネルさんも他の子も、全体的に息が一気に吐き出されるような感じがしました」と険しい表情でコメント。シンクンは「ライブ練習の時にどんなにうまくいっても、現場に行ったら必ず緊張するので『油断しないでほしい』といつも言っていますが、ジヒョンが歌い出しから少し不安定でした。シャネルも普段より少し音程がよくなかったし、最後の仕上げもオーバーだった。ビブラートなどが過剰に表現されていた部分があったと思います。全体的な調和がなされないと聴き心地がよくない曲です。なので、自分がやってきたスタイルにずっと固執していると、全体的な絵がよく見えるはずがありません。これは個人のステージではないので、もう少しチームと溶け合う感じで練習してほしいです」と厳しい言葉を送った。
チョ・グォンはメインボーカルのユナを「個人的に、メインボーカルとしての安定感という部分では成功したと思います」と褒めつつ、「でも、もう少し見せられたはずなのに、前に壁がある感じがありました」と指摘も。ヴィンセンジョは「本当にターニングポイントが多い曲ですが、その不安の中でもヒメナのパートがエネルギーを与えてくれて、少しは曲が生かされていたと思います」とヒメナを称えたが、全体的には歯切れの悪いコメントばかりとなってしまった。
「Pride」チームのメンバーは意気消沈。シャネルは「喉の調子がよくなかったので心配もしましたし、そのせいで色々考えてしまって、かなり緊張してしまいました」、ジミンは「呼吸のコントロールもうまくできませんでした」と、それぞれに肩を落とした。
次週9月1日(金)の最終回ではついに生放送でメンバーが決定! LE SSERAFIM、NewJeansに続くHYBEアイドルグループが誕生する。