「平均年収が低いからといって、物価が日本の100分の1というわけではない」ひろゆき、世界最貧国・マラウイの物価事情について語る
ひろゆきが目撃したマラウイ内での貧富の差

 ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者・ひろゆきが9月2日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を実施。世界最貧国・マラウイの物価について語った。

【映像】平均年収を1日で稼ぐマラウイの大金持ち

 現在ABEMAにて配信中の『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』に出演中のひろゆき。同番組は、ひろゆきをアフリカのナミブ砂漠に置き去りにし、そこから始まるアフリカ横断の旅に密着した番組で、東出が旅の同行者として出演している。旅の中で、ひろゆきらはマラウイに入国。同国は世界最貧国のひとつとされ、平均年収は日本円で約8万9000円。人口の70%が1日1.9ドル以下で生活している。 

 視聴者が番組を見ていて気付くのは、ビールが1本140円ほどだったり、ホテル代が数千円だったりという、「年収の割に物価がそこまで安くない」という事実だ。

 ひろゆきは生配信にて、マラウイの意外な物価について「平均年収が低いからといって、物価が日本の100分の1というわけではない。現地で生産できないものは逆に日本より高いことの方が多い。他の国から買ってこなきゃいけないので逆に高くつく」と解説。それでも生活が成り立つ理由として、アフリカ独自の考え方があるとし「家賃がタダのところに住んでる人も多い。食べ物を配る文化もあるし、水はそこらへんの飲めばいいってなるし、そんなにお金がなくても暮らせる。ただで住めてただで食べるから2万円で暮らせる。(人が)助けてくれるし、(自分も)助けなきゃいけない。いいか悪いかは別にして、アフリカには配っちゃう文化があるように感じた」と予想。

 また、マラウイでは日本車を多く見かけたそうで、「マラウイでは、そもそも中古車しか(道を歩いていても)来ない。新車を買える人っていうのは本当の金持ち。中古車の中で長持ちするのは日本車なので、結果として日本車が残ってしまう率が高いんです。あまり発展してない地域は日本車が多い」と語っていた。

 『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』は、毎週土曜、日曜に、ABEMAにて最新話を配信される。

世界の果てに、ひろゆき置いてきた
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