【映像】中国からきたカタコトの迷惑電話(実際の音声)
【映像】中国からきたカタコトの迷惑電話(実際の音声)

「もしもし もしもし バーカ野郎」

【映像】中国からきたカタコトの迷惑電話(実際の音声)

 埼玉県春日部市の「会津ラーメン和」には、中国からとみられる、こんな迷惑電話がかかってきた。福島第一原子力発電所での処理水が海洋へ放水されたことによって、迷惑電話が急増し、留守番電話にも罵詈雑言が入っているという。

 迷惑電話の主に、折り返し電話をしてみた。なぜ日本のラーメン店に電話したかを聞くと、「“核汚染水”を使ってラーメンを作ってほしくて」。どうやって電話番号を知ったかの問いには「教える必要ない」と答えた。

 迷惑電話は東京電力に6000件、原発と無関係のラーメン店や観光施設にもかかっている。

 この状況を日本に来た中国人観光客は、どう思っているのか。街で話を聞こうとすると、ほとんどインタビュー拒否されてしまったが、一部の観光客は答えてくれた。迷惑電話について聞いてみると、「意図的な扇動が行われた可能性は高い」「一部の日本の飲食店も被害者」といった回答があった。

ANN中国総局の井上桂太朗記者が、中国のいまを語る。
「街録ではほとんどの人が『なんてことしてくれたんだ!』と怒っている。しかし2012年と比べて、国民への締め付けが強くなり、とても大規模なデモをする空気ではない」(井上記者)

井上記者は、いわゆる「電凸(でんとつ=電話で突撃すること)」の動画は、中国SNSでは「ごく一部であがっている」状況だと説明する。

「もともとイタズラで始めたものを、ネットを見た人がおもしろ半分で拡散した面もあるのかなと思います」と推察、電凸について「若者に話を聞くと、けっこう冷静な意見が聞かれて、『正式な方法で抗議すべきだ』といった反応があったのが意外でした」と語った。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

【映像】中国で拡散されるフェイク画像(複数あり)
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【映像】中国からきたカタコトの迷惑電話(実際の音声)
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