先月、青森ねぶた祭のとある動画が話題になった。誘導担当の男性がねぶたの曳手たちを次々と殴打し大炎上したのだ。殴った理由は「気合いを入れ直したかった」。これを受け、実行委員会は運行団体を対象にアンガーマネジメントの講習会を行うと発表した。
【映像】「怖い思いをしたことがないモブが!」柴田阿弥のキツイ名言
この話題について、フリーアナウンサーの柴田阿弥が『ABEMA Prime』で持論を述べた。
柴田は「私はすぐぶちキレる」と切り出した上で、「気性みたいなものって大人になればなるほど直らない。アンガーマネジメントの本もたくさん読んだが、現場と理論は違う。キレる時は『はぁ?』からキレるまでが瞬間沸騰。この間0.05秒。6秒なんて時が止まって見える。スローに見えるから全然効かない」とバッサリ。
怒ったことで失敗したことは?という問いには「今のところない。私は人をつめる時はちゃんとリーガルチェックをしている。ムカついた時は『これは言っていい言葉なのか』『この言い方はいいのか』など、気をつけている」
また怒りから発展するパワハラについては、「社会の『許されない』という雰囲気でしか抑止できない。私もカッとなってしまうことはあるが、『この人を殺してやろうか』と思うのと、実際に『殺すぞ』と口に出すことは違う。それを止めるブレーキになるのが、社会や企業が『許しませんよ』という姿勢や発信だ。相談窓口が充実しているなど、声を上げやすい雰囲気が抑止になると思う」と考えを示した。
(『ABEMA Prime』より)
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