ハシヤスメ・アツコがBiSH加入前に100回以上オーディションに落ちたと告白。「BiSHのオーディションも第二回の時にやっと受かった」と明かし、夢を追いつづけるべきか悩む女性に向けてある曲を熱唱した。
9月13日(水)、かまいたちの山内健司&濱家隆一がMCを務める『かまいガチ』が放送。第二回ブッ刺さりカラオケ選曲王が開催された。
この企画ではガチの悩みを抱える人を救うため、悩んでいる人の心に刺さる曲を熱唱。歌唱力とブッ刺さり度の合計で競う。チャレンジャーはかまいたち、元BiSHのハシヤスメ・アツコ、トレンディエンジェル・斉藤司、さらば青春の光・森田哲矢。
悩みを抱えて登場したのは今年3月に退職し転職活動中という33歳の女性。エンタメ業界で働くのが夢で20~30社を受けたものの、現在までにもらえた内定はゼロという。女性は「夢を諦めて別の業種を受けるべきか」と相談した。ハシヤスメは「私、行きたい」と立候補。「私も夢を目指していたタイプだから」と、昔の自分と女性の境遇を重ねた。
実はハシヤスメにも結果のでないオーディションを受け続けたつらい経験があった。「100回くらい受けまくった」「BiSHのオーディションも第二回の時にやっと受かった」と明かし、「諦めるように止める人もいたけど、自分は夢を捨てられなかった」と振り返った。歌う前から自分の境遇を熱弁して選曲に説得力を持たせたハシヤスメ。山内は「これ泣く可能性ある」と予想した。
そんなハシヤスメが選んだのはKiroroの『Best Friend』。スタジオの面々は「これってそういう歌なの?」と選曲を疑いつつ、「めちゃくちゃうまいな…」とハシヤスメの歌声に聴き入った。
「まだまだまだやれるよ だっていつでも輝いてる」「時には急ぎすぎて見失う事もあるよ仕方ない」というサビに続くと、濱家らは「これは刺さるぞ!」「こんな歌なんや」とザワザワ。山内も「これは素晴らしい」と納得した。
ハシヤスメは「私もあの頃、これくらい悩んでいた。自分と重ねる部分もある。『頑張れよ』というよりは友達という感じ」と選曲のポイントを説明。「人生は一回ですから」と女性を励ました。