トレエン斎藤の同期芸人が「上京してから漫才スタイルに悩んでいる」と告白。斎藤は「楽屋で悔しがっている姿を見てきた」「励ましたい」と決意をにじませ、ミスチルの『GIFT』を熱唱。同期の絆をより強め、最後は抱き合って涙を流した。
9月13日（水）、かまいたちの山内健司＆濱家隆一がMCを務める『かまいガチ』が放送。第二回ブッ刺さりカラオケ選曲王が開催された。
この企画ではガチの悩みを抱える人を救うため、悩んでいる人の心に刺さる曲を熱唱。歌唱力とブッ刺さり度の合計で競う。チャレンジャーはかまいたち、元BiSHのハシヤスメ・アツコ、トレンディエンジェル斎藤司、さらば青春の光・森田哲矢。
登場したのはお笑い芸人ガクテンソク・奥田修二。奥田は18年間大阪で活動し、今年の春に東京に出てきたという。しかし大阪と東京では漫才でウケるポイントが少しズレているそう。奥田は「わからなくなった。今自分らの漫才がどうなっているのか」「大阪で18年やったやつを変えるのも…。今のスタイルを磨いていくのか、思い切って変えていくのか」と迷走中という。
斎藤は「一発刺したい」「励ましも込めて」と同期のよしみでチャレンジャーに立候補した。斎藤は真剣な顔で奥田に向かい合い、「あなたが楽屋の裏で悔しがっているのを見ているのよ」「同期として、励ましメッセージをシンプルに伝えたい」と決意表明。Mr.Childrenの『GIFT』を大熱唱した。
「『白か黒で答えろ』という難題を突き付けられ ぶち当たった壁の前で 僕らはまた迷っている 迷ってるけど 白と黒のその間に 無限の色が広がってる」とサビを熱唱し、93点超えのハイスコアを叩き出した斎藤。歌い終えると「やばい、泣きそう」と自分も目に涙を浮かべ、「歌いながら、奥ちゃんの悩んでいる姿が浮かんだ。実力者がくすぶってもがいているのを」「こっちに刺さっちゃいました」と感極まった。
奥田は「普通に、泣いてます」と刺さりまくり号泣。2014年以降のトレエン大ブレイクを目の当たりにして、「台本も大事だけど人間性も大事だと。そっちを考えることから逃げていた8年を思ったら泣けてきた」と弱さをさらけだし、斎藤と抱き合って同期の絆を深めた。
濱家は「あんな奥田、見たことない」「第二回にして神回」としみじみ2人を見守った。
すると森田が「いまなだれ込んだら良いのでは。俺ありますよ」と自ら2曲目に志願。竹原ピストルの『オールドルーキー』を歌い上げた。
奥田が出したジャッジは低めの80点。「泣かそうとしてる感じがして。涙安く見られたなって」と森田の思惑を見透かした。森田は苦笑いで「この人は頭がいい。バレバレ。東京でもやっていけると思う」と白旗を上げつつエールを送った。
