お笑いコンビ・バイきんぐがコンビ間の現状について言及する一幕があった。
『ナスD大冒険TV』では、「天空のヒマラヤ部族 超完全版 春〜夏そして、2回目の冬絶景 編」と題した企画がスタート。合計で150日間におよぶ長期取材の模様をお届けする。
この日のVTRではナスDと元テレビ朝日の“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏が、思いの丈をぶつけ合う場面があった。テレビ朝日の先輩・後輩である大谷氏とナスDだが、長い時間を共有することで、信頼関係を構築したのだろう。決して喧嘩ではなく、言いたいことを伝えられる関係になったということだ。
これを受け、スタジオのテレビ朝日・山本雪乃アナウンサーが「お2人も意見が食い違ったらどうしてます?」とバイきんぐに聞くと、西村は「ああ…僕に意見がないですからね」と答え、小峠英二も「ないよ」と淡々に伝えた。
続けて山本アナが「例えば“もっとこうした方がいいんじゃない?”的なことは言うんですか?」と聞いても、西村は「だから、出て来ないんですよ」と一言。
それから小峠が「たまに言ってきたりもしますよ。『ここ、こうしたらどう?』って。でも聞こえないふりします」と話し、西村は「聞こえないふりをされてきましたよ」と笑っていた。
ネタを書き、『キングオブコント』を優勝に導き、テレビタレントとして確固たる地位を築いている小峠。一方、西村も“キャンプ芸人”として仕事の幅を広げている。コンビ格差が広がっていることをネタにすることもあるが、バイきんぐにとって、今の形がベストの関係性ということだろう。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)