タレントの益若つばさが13日、ニュース番組「ABEMA Prime」に出演し、話題の書籍『射精責任』(原著:ガブリエル・ブレア、翻訳:村井 理子/太田出版)に言及した。
【映像】「すべて男性にかかっている」 書籍『射精責任』の一部内容
益若は「読んでいる途中」とした上で、最初は「タイトルと言葉だけで、同じ女性として過激すぎるのではないかと思った」と話す。続けて「読み始めると、わりと当たり前のことが書いてあった。新しいというより、すごく当たり前のことをあえて活字にされると、ぐうの音も出ない。『なるほど』と思って今読み進めている。もしかしたら、タイトルで嫌悪感を抱く人ほど意外と入りやすいのではないか」と感想を述べた。
2021年6月、YouTubeで避妊リングを装着したことを報告した益若。「女性は自分の体を守るために、低用量ピルや避妊用リングなどの選択肢がある。ただ、女性は診療の予約をして、診察をして、処方箋をいただいて、それで何カ月に1回病院に通って、ようやく避妊ができる。それに対して、男性はコンビニで避妊具を買えば済む。手軽さがあるのに『なぜ男性は気をつけられないの?』という考えは、改めて活字にされて食らうものがあった」と話す。
その上で「女性が『避妊具を入れている』『ピルを飲んでいる』と言うと『性に奔放なんだろう』と会話が妙な方向に行く。変な話だと思う。怖い話だけど、これが現実なんだなと思いながら、読んでいる。男性の中には、コンドームをつけることが当たり前ではなく、特別なことみたいになっている状況はどうなのか」と疑問を浮かべた。
「人間は外に出るときに必ず洋服を着る。男女がセックスをするときも必ずコンドームを付ける。それくらい、特別ではなく『それをしないと恥ずかしいんだよ』と当たり前になってほしい。『本当は断りたいのに、相手が大好きだから言えなかった』と、悲しい思いをしている女性もたくさんいる。妊娠以外にも性病からお互いの体を守ることができる。もちろん、妊娠を望んでいる人ならつけなくていいと思うが、まずは『つけるところからスタートなんだよ』と、幼少期から早い段階で教えていく必要があると思う」
(「ABEMA Prime」より)
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