まさに“匠の技”としか表現しようのない、室町時代に実在したとされる武家屋敷を精巧なジオラマとして再現した動画が話題だ。
歴史的建築物などをジオラマで再現しているジオラマ作家・宗秀斎氏が投稿したこの動画（@sousyuusai_ar）に登場するのは、室町時代の武家屋敷。これまで、宇治平等院鳳凰堂や金閣寺など、実に完成度の高いジオラマを製作・発表し話題となってきた同氏だが、今回披露されたジオラマは、国宝や重要文化財にも指定されている『洛中洛外図』に『細川殿』として描かれた畿内の名族・細川氏の邸宅で、室町幕府の管領職をつとめた名家らしく、回遊式の庭園や会所、さらには立派な門構えなども再現されている。ここまで精巧なジオラマとして作り上げたのは、まさに驚くべき“匠の技”であるといえるだろう。
およそ1か月半もかけて作りあげたというこの力作に、動画の再生回数は既に30万回を突破。動画を観たネット上の人々からは「素晴らしいですね」「さすが管領」「まるでその場にいるよう！」「すごい造形が細かいですね」「これはスゴイ！ロマンが詰まってます...」「堅固な砦みたいですね。これなら確かに応仁の乱を戦えそうな。」「美しい。本物を見ているようです。」「いつ建物から人が飛び出してきても、おかしくないぐらいにリアル！実は室町時代にドローンを持ち込んで撮影したのでは！？」といった様々な反響が寄せられている。（ABEMA『週刊BUZZ動画』）
