9月23日(土)に開催される国内最大級のヒップホップ・フェスティバル「THE HOPE」。
昨年に代々木第一体育館で初開催されたジャパニーズ・ヒップホップ・フェスは、チケットが即完売し、会場は約1万人の観客で超満員になるなど、大盛況のうちに幕を閉じた。2023年は規模を拡大し、お台場の特設会場へと場所を移して野外フェスとして開催される。
今年の「THE HOPE」は、勢い溢れるフレッシュマンからシーンを牽引するアーティストまで、世代を超えてHIP HOPシーンの最前線で活躍する総勢50組以上のアーティストが集結。BAD HOP、ちゃんみな、PUNPEE、¥ellow Bucks、舐達麻、BIM、IO、ジャパニーズマゲニーズ、Jin Doggら人気アーティストたちが出演する。
そのうちの1人が、2002年生まれ、弱冠20歳のフィメールラッパー、大阪出身のCYBER RUIだ。彼女は「ラップスタア誕生2021」に出場するとファイナルまで進出。直後にリリースした楽曲「DESIRE」のMVがYouTubeで180万回再生を記録するなど一気に知名度を上げる。
トリッピンな楽曲からドリルまで、様々なビートを乗りこなす実力派だが、ラップを始める以前はシンガーソングライターを目指していたという異例のキャリアの持ち主である。またそれゆえにヒップホップに馴染みない人にも寄り添えるラッパーであることを自負している。
一方でアーティスト名にもなっている“サイバー”な世界観、個性的なファッションが注目を集め、ファッションメディアにも度々登場するなど活躍の場を広げている。現在5曲入りの最新EP「ISSUE」が好評配信中。来たる11月にはAwichのアリーナ公演の客演を務めることが決定している。
THE HOPEでは元シンガーソングライターというバックグラウンドと歌唱力、そしてヒップホップだけにとらわれない表現力を武器にした堂々としたステージングで会場を沸かせてくれるはずだ。
(ABEMA『HIPHOPチャンネル』)