バイきんぐ小峠が過去、『ナスD大冒険TV』収録中に突如スイッチ入って暴走するシーンがあった。相方・西村に珍技“目指の刑”を繰り出したが、しっかりとオンエアに乗り、共演者は「これが地上波で放送されたんですね」と驚く場面があった。
テレビ朝日にて毎週金曜深夜に放送されていた『ナスD大冒険TV』は、10月から日曜朝11時の放送枠にお引越し(※一部地域を除く)。放送時間も45分に拡大される。
深夜帯最後の放送を記念して、番組では「第1回 小峠リアクション タカデミー賞」と題した企画が展開された。2020年の放送開始から今回含め全128話がオンエアされたわけだが、番組のスタッフは全放送回を見直して、小峠のテンションが高まった10シーンを厳選。ほかの出演者が審査員を務め、タカデミー賞グランプリを決定するという。
「ノミネート作品No.4」は第87回放送(2022年7月22日)の「目指の刑」。あまりにも謎すぎる刑だが、これは井上咲楽とテレビ朝日の山本雪乃アナウンサーの手の動きから派生して生まれたもの。
スタジオでナスDのロケVTRを見守っていた、井上と山本アナはナスDが1人で何役もこなす動きを手の動き(デュアルタスク<二重課題> 右手:上下に動かす 左手:三角形に動かす等 左右の手で違う動きを行う脳トレ)で伝えていた。
この動きを真似た小峠は突如気持ちが高まり、相方の西村に対し目潰しを仕掛ける。スイッチが入った小峠の暴走は止まらず、椅子から立ち上がり「お前は目指の刑だ!」と言いながら、西村を襲った。
VTRを振り返り、山本アナは「これ、テレビで放送されたんですね。信じられませんね、本当に」とコメント。西村も「狂気ですよ。途中でスイッチ入ったのは分かった?」と訴えた。一方で、井上は自らの動きが発端となり、この名場面が生まれたことに対し「誇りに思う」と発言。山本アナが「(そういう意味では)みんなで作ったものだったね」と反応すると、小峠は「みんなで作ってねぇよ、目指の刑!」とパワーワードを突っ込んでいた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)