稲垣吾郎が、2014年に最終回を迎えた長寿番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ)での決して涙を見せないタモリの姿を振り返り、「それがタモさんの美学」と語る一幕があった。
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ABEMAでは稲垣、草なぎ剛、香取慎吾による新番組が10月から放送開始。それに先駆けて9月24日に放送された事前番組「7.2 新しい別の窓『ななにー企画会議』」では、10月からのパワーアップに向けて緊急企画会議が行われた。
新たな企画を生む“最強クリエイター”として、番組にはNetflixドラマ「サンクチュアリ -聖域-」の脚本、草なぎ出演映画「サバカン SABAKAN」の監督・脚本を務めた金沢知樹氏が登場。金沢氏は「号泣王」という企画を提案した。稲垣とキャイ〜ンにやって欲しいという。
この企画は“泣かないイメージの芸能人を泣かしてみる”という内容。金沢氏は「例えば黒柳徹子さん。泣かなそうですけど、(犬型ロボットの)AIBOが大好きなんですよ。だから『フランダースの犬』のAIBO版を作るんです。そういうのを見せたら、ワンチャン泣くんじゃないかなと」と具体的な構想を明かした。
ほかにも「長州力」の名前を挙げ、「長州さんが泣くなんて、絵的に見たことがない。そういうのをやれたら」と続けた金沢氏。これを受け稲垣は「タモリさんって泣かないですよね」と切り出した。
稲垣は「タモリさんが『いいとも!』最後の時、生放送だったけれど、番組的には、タモさんに涙ぐんで欲しそうな演出になっているように僕にはちょっと見えた」と振り返りつつ、「でもタモさんはまったくそういうのを見せなかった。それがタモさんの美学」と力を込めた。
当時スタジオにいたキャイ〜ンの天野ひろゆきも「みんながタモリさんに手紙を書いてたりしてたよね」「赤塚不二夫さんの葬儀の時もね(泣かなかった)」と振り返ると、稲垣は「そうなの、そうなの。僕がタモさんだったら、絶対に泣いちゃうなと思いながら見てた」とコメント。タモリと親交の深いことで有名な草なぎも「ぶれないよね」と話した。
このやり取りを経て、EXITのりんたろー。は「ななにータモさん呼ぶんすか?」とコメントすると、天野は「それで(僕らが)泣いちゃうっていうね(笑)。タモリさんが来てくれたことに感極まって」と笑っていた。
(ABEMA「7.2 新しい別の窓『ななにー企画会議』」より)
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