29歳のときに兄が自死し、その4年後に夫が33歳でグレード4と最も悪性な腫瘍・神経膠芽腫(しんけいこうがしゅ)を発症。余命14か月の宣告を受け、まだ幼い2人の子どもの育児をしながら在宅介護、死別した経験をつづった「あなたとともに生きていく~35歳絶望未亡人這い上がり物語~」の著者・かずママさんがアメブロを開設した。
■グリーフカウンセリングについて
8月12日に更新したブログでは、朝からグリーフカウンセリングの授業を受けたことを報告。「旦那を亡くさなければ、決して学ぶことはなかったであろう」と述べ、グリーフカウンセリングのグリーフとは、大切な人の「死別後の悲嘆やそれらによる反応のこと」であると説明し「自分もグリーフを抱えて生きてきましたが、やはりこのグリーフというものは、簡単なものではありません」とコメント。
■多くの人に知ってもらいたい
同ブログでは「とても複雑なものですし、その人自身の、元々持っている考え方や捉え方、性格、自己肯定感や、今までの経験や生育環境などと、大きく絡みついているもの」とつづり「こうすれば、悲しい気持ちがやわらぎますよ!」といった「誰もが元気が出る特効薬は…ないと思う」と見解を述べた。自身も夫を亡くした経験から「ほんの一部かもしれませんが…その苦しみ、辛さが私にはわかる」とつづり、だからこそ「その人、その人にあったグリーフケア、カウンセリングをご提供したいと思う」「全く同じではなくても、同じような境遇の人がいること。話せる場があることを、多くの方に知っていただきたい」とコメントし、ブログを締めくくった。
ブログでは引き続き、夫に悪性腫瘍が発覚した経緯をつづっている。