アメリカ議会下院は当面の予算を確保する「つなぎ予算案」を賛成多数で可決しました。懸念されている政府機関の閉鎖は回避される可能性が出ています。
アメリカ議会では10月から始まる新しい年度の予算案の審議が難航し、9月30日中に「つなぎ予算」が成立しないと政府機関の一部が閉鎖される危機に直面しています。
事態打開のため下院は9月30日、11月中旬までの予算を確保する「つなぎ予算案」を共和党の約6割と民主党による賛成多数で可決しました。
焦点だったウクライナ支援は除外されました。
この後「つなぎ予算案」が上院で通過すれば、バイデン大統領の署名を経て成立することになり、政府閉鎖は回避されることになります。(ANNニュース)