架空の取引を繰り返し会社から約2400万円をだまし取ったとして、総合商社元社員の男が逮捕された事件で、金の一部が男の協力先に渡っていたことがわかりました。
機械の総合商社「東京産業」の元社員大山彰義容疑者(37)は去年、建設資材などの取引を装って会社に架空請求をし、約2400万円をだましとった疑いが持たれています。
その後の捜査関係者への取材で、大山容疑者は、約20社の取引先の関係者らを巻き込み架空の取引を行っていたことがわかりました。不正に受け取った金の一部は、協力先に手数料として渡っていたということです。
警視庁は、取引の実態を詳しく調べています。(ANNニュース)