神奈川県の芦ノ湖では刺し網によるワカサギ漁が解禁となりました。
夜明けを待って引き上げられた刺し網には体長約10センチ前後のワカサギが銀色の鱗を光らせています。
芦ノ湖のワカサギ漁は大正時代から続くもので水がきれいなことから臭みが無く味が良い事で人気があり宮中への献上品にもなっています。
解禁日の10月1日は、あいにく風が強く芦ノ湖の湖面が波打つなど魚の動きが鈍くなる悪コンディションで残念ながら大漁とはなりませんでした。それでも今年は雨が多く、餌となるプランクトンが豊富なことから生育も順調という事で、今後秋が深まり水温が下がってゆくと豊漁が期待されるということです。
ワカサギの刺し網漁は、来年3月までおこなわれます。(ANNニュース)