10月1日、大手飲料メーカー「伊藤園」が主催するイベント「日本茶の日 お~いお茶大茶会」が行われ、歌舞伎俳優・市川團十郎さんの長女・ぼたん(12)と長男・新之助(10)が登場。ABEMAエンタメは、大人顔負けのコメントで会場を驚かせた2人にインタビューを実施した。
ーー本日のイベントはいかがでしたか?
ぼたん「これまでも父と弟と一緒に3人で立つことはあったんですけれど、今回は二人だけで立たせていただいてドキドキしましたし、どういう雰囲気になるんだろうっていうのもありましたが、すごく楽しかったです」
イベントを終え安堵するぼたんさん。しかし、ここから不安視していた“新之助節”が炸裂する。
ーー出発前、お父さんはなんて言ってましたか?
ぼたん「楽しんできてねって」
新之助「僕はそもそもきのうの時点で、(このイベントに)出させていただくことを知りませんでした」
ーーいつ知ったんですか?
新之助「今日の朝知りました」
ーーイベントでお茶を入れてましたが、家に帰ってお父さんに入れてあげたいと思いますか?
ぼたん「はい」
新之助「お茶ってあるの?(今回使用した)あの粉はあまりわかりません。でも、入れてって言われたら入れたいなと思います」
ぼたん「でも、今回のサラサラ溶ける『おーいお茶』は、すぐ粉を入れて混ぜたらすぐできる簡単で美味しいお茶になると思うので、喉乾いていたりとかしたらすぐ作ってお茶の気分を味わえるなって思いました」
新之助「それならさ、お水の方が手っ取り早くない?」
ぼたん「お茶飲みたいときはさ、いいじゃん」
新之助「おねえちゃん、お茶飲みたい時あるの?」
ぼたん「私よく飲んでるじゃん、朝」
新之助「飲んでない」
ぼたん「かんげん茶と『おーいお茶』」
新之助「かんげん茶飲んでる。“勸玄”茶です」
ぼたん「ねー、もうやめてよ」
おどけてみせる新之助をフォローするしっかり者のぼたん。私生活での2人の仲についても語ってくれた。
ーーいっしょに遊んだりしますか?
新之助「あんまりしないです」
ぼたん「性格が真逆というか、私は外が好きで、弟はどちらかというと室内でいる方のが好きなので、あまり一緒に遊んだりすることはないんですけど。たまに外に遊びに行ったりとかするときは、あります」
新之助「外に行きたいと思う感情がありません」
ぼたん「お父さんが外に行かない?って言っても否定するし」
新之助「でもたまに行きます。お父さんに誘われて。お姉ちゃんは家にいたい時もあるけど。でもパパに言われたら行くっていうか否定しないです」
ぼたん「いや、行きたい心があるので。私、体を動かすことが元々好きで、なのでお父さんが『今自転車行かない?』って言うときは、その時はもう一緒に遊びに行ってますね」
少し折り合いが悪いようにも見える2人だが、芸能の世界で活躍するお互いのことについては尊敬しているという。
ーー新之助さんから見て、ぼたんさんはどんなお姉ちゃんですか?
新之助「色々なことに挑戦していて、今の映画の出演でも一生懸命頑張ってるなっていうことは感じます」
ぼたんは10月20日公開のハリウッド映画『ザ・クリエイター/創造者』で、吹き替え声優に初挑戦。
ーー吹き替え声優をやってみてどうでしたか?
ぼたん「自分の声が映画に入ってるって思うと、不思議な感覚でした。吹き替えでマイクに向かって自分の声を映像に合わせていうのも、なんか私やってる…っていう不思議な体験をたくさんさせていただいたなぁって思いました」
声の仕事にも精力的に取り組むぼたんの将来の夢は母・小林麻央さんのようなアナウンサーになることだといいう。
ぼたん「母がアナウンサーをしていてすごかったよって、祖母や色々な人から聞くので。アナウンサーをニュースで見ているとかっこいいなっていうのが、まず第1印象で、あんな風に喋ってみたいなっていうのが心にあったので、アナウンサーになりたいなって思いました」
そして弟・新之助のことについても誇らしげに語ってくれた。
ーーぼたんさんから見た新之助さんはどんな弟?
ぼたん「去年に襲名披露で弟が父と大舞台というか歌舞伎の舞台の場所でお芝居とかをしていたんですけど、その時に『あーここまで大きくなったんだ』と思ってしまって。そうやって舞台してる姿は何よりカッコ良いので。自慢の弟です」
ーー最後に、姉弟2人だけでイベントに参加してみて、いかがでしたか?
新之助「すごい緊張しましたが、すごい色々な人たちに支えてもらって、なんとか無事にやり遂げられました」
(『ABEMA NEWS』より)
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