中国のSNSで、衝撃的な映像が話題になっている。
中国浙江省の広場を埋め尽くす白い物体はすべて電気自動車。中国政府が製造、購入に補助金を出したことで、中国で爆発的に普及した電気自動車のカーシェアリングだが、コロナ禍などの影響でEVメーカーやEVカーシェアリングの会社が倒産。行き場を失った電気自動車が大量に放置されているという。
過去には、サッカー場およそ5面分を約20万台の自転車が埋め尽くす「自転車墓場」も話題になった。
映画評論家の有村昆氏は「環境に優しいはずのEVが捨てられているのは本末転倒」と憤る。「環境にいいからみんなEVをやってる（乗ってる）という意味では、たとえば再利用させる電池を作って、仮に（1つの車体が）ダメになったとしてもほかのに乗せ換えるとか」「そういうことをどんどん考えていかないと。なんのためのEVなんだと」と指摘。
自身もテスラに乗っていることに触れ、「EVのすばらしさを身をもって体感しているので、この技術をもっと多くの人に（利用してほしい）」そして「世界中の人がEVに注目しているのはいいことだと思っているからこそ、こういうニュースで足を引っ張られたくない」と苦言を呈した。
（『ABEMA的ニュースショー』より）
■Pick Up
・【インタビュー】ABEMA開発担当者が目指す“ユーザーフレンドリー”な広告体験とは
・【ABEMA】スポーツマーケティングにおける“ライブ特化型広告”の強みとは
