グローバルボーイズアイドルグループを誕生させるサバイバル番組『FAN PICK』の第7話にて、何度も間違える練習生によりカラクチームのチームワークが崩れ、危機を迎えた。
『FAN PICK』は脱落者を出さず、合格者を順次公開していく新感覚のサバイバル番組。日本・中国・韓国をはじめとする全世界から狭き門を通過した17名が参加している。
怒られても「どうしてそんなに焦るの?」と温度差
シナジーミッションの舞台は女子中学校。練習生たちは500人の生徒の前でパフォーマンスを披露する。カラクチームはダンスステージでTOMORROW X TOGETHERの「RunAway」を披露するが、チームのパフォーマンス面を仕切るヒョンスンは、何度教えても改善されないディーに苛立っていた。
リハーサルにて他のチームの安定したパフォーマンスを見て、険しい顔を浮かべるヒョンスン。ディーにマンツーマンで指導するが、次第に「違う!ここからはけて」と声を荒げるように。ヒョンスンは「僕が教えればいいと思って基本から教え直しましたし、間違えても、怒るよりもう一度言う方が役に立つだろうと思いずっとそうしてきました。でもディーはずっと間違えてしまうんです」「ディーに対する忍耐力を失っている状況です」と苛立ちを見せる。
チームメイトのハヌルも「ヒョンスンさんが教えてあげたのに、リハーサル当日になっても間違えるのを見て、チームワークが崩れたような気がしました」と不安げ。注意され続けるも、ディーは「僕に怒るけど、どうしてそんなに焦っているの?と聞きました」とどこか不服な様子で、チームワークが崩れ始めていた。
誰もが心配を抱えながら迎えた本番。しかしカラクチームは心を合わせ、途中のヒョンスンによる振付も華やかに展開。ディーも無事にパフォーマンスし、最後にはクールに腰掛けてポーズ。観客の女子生徒からは黄色い歓声が起こった。
ヒョンスンはステージ後のスピーチで、「僕がディレクションしましたが、主人公はディーでした。夢を追いかけて異国の地に来て、言葉も通じず、バトルの時間の余裕もなく、ダンスも難しく、ディーは本当に大変だったと思います」と感極まったように語り、「ディーならできるよ!と言ってください」と生徒たちに呼びかけて、ディーに声援を届ける。ディーは感動したように涙を流し、ヒョンスンも感情を堪えきれず涙。チームメイト4人で、お互いをねぎらうように抱き合った。
ステージを終えたディーは「今日のステージ、本当に良かったです。ヒョンスンにやってもらったすべてのことを一気に思い出して、ヒョンスンはいい友達、いい先生として、兄弟のように、家族のように接してくれました。僕のためにダンスを作ってくれました。僕にとって特別な存在です」とヒョンスンへの感謝を語った。
次回『FAN PICK』#8は、10月18日17時よりABEMAにて日韓同時放送、国内独占無料配信される。