中国のSNSによると、“数時間待ち当たり前“の行列ができる火鍋店・海底撈火鍋では待ち時間にネイルや靴クリーニング、さらにはシャンプーのサービスまで無料で提供しており、一部の店舗では折った折り紙の数によって割引サービスも受けられるのだという。ほかにも、成都の四川料理店では、待ち時間に中国の伝統芸能「変面」のパフォーマンスを見ることができるなど、各地で待ち時間を有効活用した様々なサービスが施されている。
さらに、中国ではお金を払って代わりに並んでもらう行列代行サービスが人気で、最近ではアプリまで登場しているほどだという。
そういったサービスについて、この取材を担当した中国・上海出身で実際に待ち時間サービスを体験したことがあるという番組AD・“金ちゃん“によると「中国人は日本人と比べて、待っていられない国民性。30分も待てばイライラしてしまう。だからこそいろんなサービスや、(待ち時間を)みんなで楽しむ文化がある」と語る。
タレントのくりえみは「代行サービス、使いたいと思いますね。女性ってメンテナンスにものすごい時間かかるじゃないですか、ネイルもまつげもヘアも…、どれだけ空いた時間に行けるかって、もうその勝負なので。だから合間時間にできて代行も使えて、すごく日本でも流行りそう」と感想を述べた。
千原ジュニアは「まちゃまちゃとこの間喋ったら、なんかの待ち時間にネタを見せていたら『面白い、面白い!』ってなって、芸人になった」とお笑い芸人ならではのエピソードを例に挙げながら、「なんか(待ち時間)この時間を利用して生まれるものってあると思う」と“待ち時間“の今後の可能性に期待した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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