世界的な活動をする画家の絵をナスDが取材。富士山頂と同じくらいの標高にあるヒマラヤの寺院にそれはあったが、あまりの荘厳の仏画に視聴者から絶賛の声が寄せられた。
テレビ朝日にて毎週金曜深夜に放送されていた『ナスD大冒険TV』は、10月から日曜朝11時の放送枠にお引越し(※一部地域を除く)。放送時間も45分に拡大された。現在は「天空のヒマラヤ部族 夏編」という企画が放送されている。
旅の出発点であるジョンソン村を出て18日目。ナスD一向はテンジン・ヌルブ氏(ネパールの奥地に位置する秘境「ドルポ」に住みながら、世界的な活動をする画家)の最高傑作があるという、寺院「サムエチョリン・ゴンパ」に向かった。標高は3770メートルで、富士山頂と同じくらいだ。
ここにある絵は、現地の人も「テンジン・ヌルブの絵は最高傑作だよ。ぜひ見て欲しい」と絶賛するもの。サムエチョリン・ゴンパの扉を開けると、見事な壁画がズラリ。ナスDは絵を見て「めちゃくちゃ細かい。10年ぐらい前ですよね、描いたっていうのは」とため息混じりに伝えた。
塗料は石から作った物が主である。そして本堂の中に入ると、さらに壁中に描かれた仏画が登場した。隙間なく埋め尽かされている。ナスDが「これは何に描かれているんですか?」と聞くと、旅に帯同する元テレビ朝日の伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏は「これは、土の壁の上なの。土壁」と説明した。
絵をよく見てみると、細かい顔などがところどころに描かれていて、その表情も丁寧に作られていることがわかる。ナスDは極彩色な荘厳な仏画に「スゴいな…」と圧倒されていた。
現地の人からは……
「この絵が完成するのに2年かかりました」
「これだけの絵はカトマンズのどのお寺にもないです」
といった声が。
視聴者も画面を通して引き込まれたようで、「この絵本当に描いたの?!凄過ぎて、、言葉が出ない、、」「すごすぎ!鳥肌」「…すごい… 素晴らしい仏画… 綺麗…」「素晴らしい技術だなぁ、、、」「美術館でも見れない貴重品」などの声をX(旧Twitter)に寄せていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)